仮想通貨の”仮想”って、なんか響きが怪しいから、『Vコイン』とかにしたら少しはマシになるんじゃないかな…とか思う。
ちなみに、Vコインの”V”は『バーチャル』『ビクトリー』の意味をのせました。…あ、そこの同年代の方、『コンバトラーV』のVではないですよ。
え?そんな事思ってないって?
じゃあ海外ドラマの『V』ってことで。
どうもヨッシー店長です。
意味不明な20代以下の方、是非ググってみてください(笑)
そういえばコンバトラーVの主題歌は『ブイ!ブイ!ブイ!ビクトリー!』で始まってたな…(^-^;)
『ビットコイン』『仮想通貨』、最近ニュースでもよく聞くようになりましたよね。
『ビットコインが200万円の価値になった!』とか、『大手銀行が仮想通貨事業に参入』とか…。
かく言う自分も、ネットニュースなどは日々チェックしているので、去年の秋頃から仮想通貨絡みのニュースが増えていることに気付いていました。
去年末には『仮想通貨バブル』というものになって、ビットコインが1ビットコインあたり200万円の価値になったりもしていました。(1月24日現在はそのバブルもややが弾けたようですが…)
ちなみに仮想通貨バブルで億を稼いだ人の事を『億り人(おくりびと)』と呼んでいるそうです(^-^;)
と、なんだかんだで経済ニュースでも取り上げられる回数が増えてきた”仮想通貨”ですが、去年末に少し時間ができた際に『うちの店で何かパイオニア(先駆者)になれる、新しい企画はないかなー』と考えていたところ、ふとこの仮想通貨のことが頭の中を過ぎりました。
「あ、そうだ、仮想通貨でも支払いができる店になったら面白いかも…」
と思い付きました。
早速色々調べてみると、どうやら仮想通貨を支払いで認めている実店舗(飲食店、美容室など)は、日本全国で1000店舗くらいはあることがわかりました。
飲食業で参入しているところは、まだ少ないようです。
参入しているとしても、その多くは大手企業が運営しているチェーンの飲食店で、個人飲食店が参入している例はほぼありませんでした。(あったとしても東京都内など)
『coinmap』という「ビットコインで支払いができる店舗が載っているマップ」を見る限りでは、自分が住んでいる千葉県は、松戸市に飲食店が1軒登録されているくらいで、他には『ビックカメラ』の店舗が数軒あるくらい…。(2018年1月24日現在)
自店のある柏市には『ビックカメラ柏店』が登録されているだけで、他に登録されている店舗は一切ありませんでした。(2018年1月24日現在)
そこで思いました。
「2018年現在、ビットコインで支払いのできる個人飲食店になれれば、ある種の”パイオニア”になれるのでは?」
と。
※あ、パイオニアとは”先駆者”という意味で、自分はパイオニアになれる方法を常に探しています。ちなみにパイオニアになれれば人生が面白いものになっていくと信じています。
その後「仮想通貨とはどういうものなのか?」「仮想通貨の可能性は?」「仮想通貨支払いを個人飲食店に導入するにはどうすればいいのか?」などを調べていきました。
また、調べるだけでは実態が理解できないので、実際に少額購入して「仮想通貨を体験」してみました。
今回は「仮想通貨って何?」というところから、実際に仮想通貨を購入して体験した感想を書いてみたいと思います。(『仮想通貨支払いを個人飲食店に導入する方法』は後日ブログ記事で書く予定です)
※ちなみに仮想通貨はまだ不安要素も多いので、仮想通貨(ビットコイン)支払いを推奨する記事ではありません。あくまでも個人的な実体験と感想です。あらかじめご了承下さい。
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仮想通貨って何?
ネット上で調べれば色々情報は出てきますが、ここでは簡単な仮想通貨の情報を書いてみたいと思います。
仮想通貨とは、「インターネット上だけに存在する通貨」のことです。
1000円札のように”紙幣”として現物があるわけではなく、あくまでもインターネット上の暗号データです。
それ故『暗号通貨』とも呼ばれています。
でも現在は「仮想通貨」という呼び名の方がメジャーなようです。
本来の意味からすると「暗号通貨」の方が正しいとは思いますが…(^-^;)
ビットコインは、この仮想通貨の中の1種類です。
ちなみに2018年現在ではこの仮想通貨の種類は、数千種類以上あるといわれています。
ビットコインが有名な理由は、市場に出回っている仮想通貨の時価総額の大部分を、このビットコインが占めているからです。(仮想通貨は数千種類以上ありますが、ビットコイン1種がほぼ独占状態)
それ故、ちょっと前までは「仮想通貨=ビットコイン」というイメージもありました。
ビットコイン以外のメジャーな仮想通貨は、「アルトコイン(オルトコイン)」と呼ばれています。(イーサリアム、リップル、リスクなど)
それ以外のマイナーな仮想通貨は、「シットコイン(Shit Coin)」と呼ばれているようですが、日本では通称「草コイン」と呼んでいるようです。(これから伸びていくコインという意味で)
ただ草コインは投資詐欺に使われる場合も多いようで、信用度が低いのが現状です。
仮想通貨の特徴
特徴その1
仮想通貨は現実の買い物でも使用できます。(現在はほとんどがビットコインでの支払い)
日本の使用できる店では「ビックカメラ」が有名ですね。
まだまだ支払い可能な店は少ないですが、今後増えていく可能性はあるかもしれません。(2018年1月現在で日本国内に1000店舗程存在)
かく言う自分もその先駆けになるべく「仮想通貨(ビットコイン)支払いができる個人飲食店」を目指しています。(実際には仮想通貨だけでなく、アリペイ(中国の電子決済)やLINEペイも対応)
ちなみにアメリカでは「年金をビットコインで支払う」という州もあるそうです(^-^;)
特徴その2
仮想通貨は送金と受信ができます。
この機能は特に海外に送金をするのに便利な機能です。
通常海外に送金をする場合(外国に留学する子供に仕送りするなど)、銀行を通して行われるため手数料が数千円かかります。また、実際に相手にお金が渡るのに4,5日間かかります。
それが仮想通貨を使うと、手数料はほぼ無し(事実上)で、かつ送金時間は数秒~数10分ほどです。(仮想通貨の種類によって異なる)
特徴その3
仮想通貨は実際のお金(円やドルなど)と換金することができます。(両替みたいなものです)
例えば、ある仮想通貨が「1コイン=100円」という価値であれば、500コインを日本円に変えれば、50,000円になります。
また、仮想通貨の価値は”絶えず変動する”ので、「1コイン=100円」で買った後、数日で「1コイン=1000円」になったりすることもあります。(為替投資のような側面があります)
例えば、ある仮想通貨を「1コイン=100円」で500コイン買ったとします。(この時の日本円は50,000円になります)
その数日後「1コイン=1000円」の価値になった場合、日本円としては500,000円の価値になります。
つまり最初に投資した50,000円が500,000円になったことになり、差し引き45万円儲けた計算になります。
実は仮想通貨が騒がれている理由は“この部分”にあります。
現在の仮想通貨は価値の変動幅が物凄くあるので、前述したように5万円が50万円になる場合もあります。しかも一晩で!っていうことも(^▽^;)
でも逆もしかりで、50万円だったものが5万円になる場合もあります。
株の場合は価格の上げ下げに限度があるのでそれ以上変わるということはありませんが、仮想通貨の場合はこのリミッターがなく、上がる時はとことん上がり、落ちる時はとことん落ちます。
それ故、億万長者だった人が一瞬にして貧乏人になったり、貧乏人が一瞬にして億万長者になる可能性もあるわけです。
つまり仮想通貨は「落差の激しいギャンブル」ともいえます。
現在はこの投機の面ばかりが注目されていて、各国で仮想通貨への規制が始まっています。
仮想通貨の可能性は?
仮想通貨の可能性ですが、うーん、正直未知数ですね…。
未知数というのには、今後広く普及していくことも考えられるけど、規制が厳しくなって一瞬のブームで終わる可能性もなくはないということです。
うちの母いわく、30年前は『クレジットカードなんて絶対使わないわ』と思っていたそうです。
でも現在の母はクレジットカードを日常的に使っています。
現金で払うよりもクレジットカードで払う方が多いと言っていました(^-^;)
これと同様に『仮想通貨なんて怪しいから使わない』と思っている人も、もしかしたら10年後、普通に使っている可能性もなくはないわけです。(その時は仮想通貨という名前ではないかも…。例えば「自由通貨」とか)
たしか「Suica」などの電子マネーが出てきた時も同様の動きがあったように思います。
電子マネー、今は使っている人も多いですよね。
これは皆が『電子マネーとはどういうものか』が理解できたからなのだと思います。
同様に仮想通貨も、皆が『仮想通貨はどういうものか』が理解できたら普及するのかもしれません。。
ただ、電子マネーは価値が変動しないですが、仮想通貨は価値が変動します。
なので、個人的には仮想通貨がある程度安定(急な変動をしない)しないと、普及は難しいかもなーと思っています。
またそれとは逆に、一過性のブームで終わる可能性も秘めています。
2007年頃、『セカンドライフ』というインターネットのバーチャル空間での投資が一時期話題になりました。
このセカンドライフでは『リンデンドル』という通貨が使われていて、バーチャル空間での買い物以外にも実際のアメリカドルにも換金することができました。
なのでバーチャル空間で土地を買い、その土地の価値が上がったら売って、その利益をアメリカドルに換金することで儲ける人もいました。
つまり現在の仮想通貨の”投機”に似ていました。
残念ながらセカンドライフはその後流行ることなく衰退していきました…。(今でも存在はしているようですが…(^-^;))
セカンドライフが流行らなかった理由としては、『で、結局バーチャル空間で何すればいいの?』とみんなが目的を見いだせなかったのが原因だといわれています。
仮想通貨も同様に、『で、この仮想通貨をどこで使えばいいの?』という状況になってしまうと一過性のブームで終わる可能性はあります。
なので、今後は仮想通貨が使える店舗やサービスが“どれほど出てくるか”で、価値が変わってくると思いますね。
あと仮想通貨のデメリットとして、マネーロンダリングやテロリストへの資金源になる可能性もあるので、ここがクリアされるかされないかでも普及率が変わってくるかもしれないですね…。
実際に仮想通貨を買ってみた
百聞は一見に如かず。
まずは仮想通貨を実際に持ってみて、「どういうものなのか」を体験してみました。
仮想通貨の購入手順
仮想通貨を購入するには以下の手順を踏む必要があります。
- 仮想通貨を取り扱う取引所に口座を開設する
- 日本円を入金する
- 好きな仮想通貨を購入する
某社でアカウント登録自体はメールアドレスとパスワードを入力するだけなので、簡単に登録することができました。
しかし、そこから実際に仮想通貨を購入するまでには、そこそこ時間がかかりました。
自分の場合は、本人確認書類を送って登録完了のハガキが届いたのが、手続き開始してから約10日後でした。(ここ最近は仮想通貨ブームもあって混雑しているようです)
登録完了のハガキが届くと、その時点でようやく仮想通貨が購入できるようになります。
「XRP(リップル)」という仮想通貨を買ってみた
ハガキが届くまで、仮想通貨のことを色々勉強していくうちに「XRP(リップル)」という仮想通貨がそこそこ将来性があることがわかりました。(まあ今回は投機目的ではなく実体験が目的)
ちなみにリップルにはGoogleも出資しているようです。
三菱東京UFJ銀行もこのリップルの持つ技術を使って新しい海外送金を2018年から始めるそうです。
それらもあって、XRPの価値は去年1年で価値が数100倍になりました。
日本円を入金後、その後数日間はどういうことになるのかを、まずは静観してみることにしました。
ちなみにその時のXRPは「1XRP=300円前後の価値」でした。
数日後、ビットコインの暴落と共にXRPの価値もどんどん落ちていきました。
「とりあえず200円を切ったら買ってみよう」と思っていたので、XRPの価値が200円程になった時にとりあえず5000円分のXRPを買ってみました。
その後暴落は止まらず、数時間で「1XRP=100円程」にまで落ち込みました。
これはつまり、5000円で買ったXRPが、2500円になったことを意味します。
(^▽^;)え?
いきなりやってしまいました(笑)
そして思いました。
「数時間で2500円が無くなってしまった! 仮想通貨、怖っ!」と…(^_^;)
まあ今回は購入したタイミングが悪かったとは思いますが、でもこれが数十万円の投資とかだったら相当ヤバイですね…。(今回自分は体験料として考えています)
でも今回とは逆のこともありえるんですよね。5000円が10000円になるような…。
まあそうやって皆夢を見るのでしょう(笑)
仮想通貨を買ってみた感想
やはり現在の仮想通貨は、投資の面が強いことがわかりました。
※ちなみに自分が購入したXRPは、残念ながら買い物では使える通貨ではありません。
しかも投資というよりかは、ギャンブル性が高く、『マネーゲーム』という感じがしました(^▽^;)
体感としては、数字だけが動くものなので、あまりお金が増えた減った感じはありませんでした。
投資ってそういうものなのかもしれないですが…、うーん…自分には投資はあってないかもしれません(^-^;)
多分利益を出そうとするならば、色々な経済ニュース(特に海外)を素早く取得する技術がないと難しそうですね…。
今度はビットコインを少額購入してみて、実際に使える店舗に行ってみたいと思います。
といっても、うちの近所だとビックカメラくらい…(^_^;)
ヨッシー店長的仮想通貨まとめ
最後にちょっとだけまとめると・・・
仮想通貨の実用性が出てくるまでは、まだまだこれからといえそうです。
もしくは一過性のブームで終わる可能性もなくはないです。
今は投機面ばかりが注目されていますが、今後様々な障壁(実際に使用できる店舗が増えてくる、テロなどに悪用されない仕組みづくりなど)がクリアできれば、将来的に使用される可能性もありそうです。
特に仮想通貨に取り入られている『ブロックチェーン』という仕組みは、その特性上ハッキングすることがほぼ不可能なので、障壁がクリアできれば世界共通通貨として流通する可能性も秘めていますね。
※ブロックチェーンとは、『分散型取引台帳』ともいわれ、世界各地にあるコンピューターに一斉に同じ情報が書き込まれるため、一部のコンピューターにハッキングしてデータを書き換えても、その他多数のコンピューターに本物のデータがあるので、すぐに本物のデータに修正される技術です。
ちなみに日本は『仮想通貨大国』と呼ばれていますが(先進国の中でもいち早く法律で仮想通貨に価値があると認めた)、資源のないこの国としては「仮想通貨大国になって経済強国に戻りたいと政府は思っているんじゃないか?」と思う節があります。
「カジノ誘致」を考えるような政府なので…(^_^;)
もしそうであるなら、仮想通貨関連の税金を安くすればもっと普及が進むかもしれないですよね。。
AI、IoT、AR、VRなど、ここ数年デジタル技術が進化を遂げています。
仮想通貨もそれらと同じく今後のデジタル技術の進化の一つであるようにも思います。
どんな未来になるのか今から楽しみです(^-^*)
2018年1月29日追記
コインチェックの騒動が連日ニュースでも騒がれていますね。。
自分も少額とはいえコインチェックで仮想通貨を購入し、ウォレット(インターネット上の財布)をコインチェックのウォレットを使用しているので、今は何もできない状態です。(リップルを送金したり、日本円を出金したり)
今回の騒動で思ったのは、「やはりギャンブル要素のあるものに手を出すべきではないな」ということ。
自分は仮想通貨を購入した目的は「実体験」が目的でしたが(なので少額)、もし数十万円を投機目的でやっていたら…と考えると怖くなりますね。
ちなみに今回のコインチェック騒動によって、「店舗での仮装通貨支払い」が凍結しちゃいました…(-_-;)
提携会社から『ビットコイン支払い可能になりました』というお知らせメールが昼に来て、その日の夜に『ビットコイン支払いはしばらくご利用できなくなりました』というお知らせが来ました。(コインチェック騒動の初日)
なんというタイミングの悪さ。いや、良さかも?(^-^;)