自店の開業時に、小学2年生だったお客さんのお子さんが、気付けば今年、中学校に入学。
どうもヨッシー店長です。
時が経つのは早いですよね。
自分の子供でも「早いなー」と思いますが、他のお家の子供の成長は、もっと早く感じますよね。。
ちょっと遅くなりましたが、優は小学二年生を無事終了し、今月から小学三年生になりました。
特に大きな変化はなく、そのまま地元小学校の特別支援学級に通学しています。
去年の「本日で無事小学一年生が終了☆ダウン症優の学校での成長備忘録」という記事でも書いていますが、この1年間も「成長しているなー」と思ったほど、色々なことができるようになりました。
一例を出すと、
- 日本語の発音が上手くなった
- ひらがなは全部読めるようになった
- 数字を1~10まで数えられるようになった
- 完璧ではないものの、ひらがなを書けるようになってきている
- 体調不良や病気になり辛くなった
- 発表会で縄跳びができた
- 『自分で』と言って、なるべく一人で挑戦するようになった
などなど。
ということで、今回は優の「小学二年生時の優の1年間の成長過程」を備忘録としてまとめていきたいと思います。
今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです(^-^*)
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今年度の目標
小学二年生時の優の1年間の目標は以下の通り。
学習面では、「課題内容を理解し、指示通りに作業や学習ができるようになること」
行動面では、「学習時間や休み時間の始まりと終わりがわかり、時間に合わせることを意識する」
という目標でした。
通知表で見る限り、優なりに目標達成ができていたと思われます。
後述しますが、特に行動面で「続けたい気持ちを抑えて辞める意識が出てきた」ようで、“我慢”ができるようになってきたようです。
これは妹におもちゃを貸したり、順番を守ったりする姿でも感じられる様子です。
以下簡単ですが、各学期の成長過程をまとめてみました。
1学期
学習目標
- あ行からた行までの読み書きに慣れる。
- 1から5までの数字を読むことができる。
学習達成度
- あ行からた行までの文字のマッチングが正しくできるようになった。
- 『いぬの”い”』『せみの”せ”』などの連想から文字の読みを答えられるようになった。
- 掲示物のひらがなに興味を持ち始め、『これ何?』と聞くようになった。
- 1から30までの「数字のマッチング」が以前よりも早く正確になってきた。
- 1、2、3と書かれた袋に、数字の分だけおはじきを入れる学習の正解率が上がってきた。
- トウモロコシの世話を熱心に行い、大きなトウモロコシを育てることができた。
- 鍵盤ハーモニカで、鍵盤を押さえる指と、息を吹き込むタイミングがうまく合うようになってきた。
- 『パパ、ママ、おばあちゃん、すいちゃん』と言いながら、画用紙に沢山の顔を描いた。
- のりやハサミの使い方に慣れてきた。
- 鉄棒に跳び上がり、後ろにピョンと降りる一連の動作ができるようになった。
行動目標
- 支援学級から校庭や交流学級へ移動するなど、一人で行動する機会を増やしていく。
行動達成度
- 支援学級から校庭や交流学級へ一人で移動することが増えてきている。
- 朝や帰りの用意を一人で行い、友達が用意するまで自席に座って待つことが増えている。
- 支援学級以外の先生や友達に『おはよう』『さようなら』の挨拶ができるようになってきた。(人間関係の形成)
2学期
学習目標
- な行からま行までの読み書きに慣れる。
- 1から10までの数字を読むことができる。
学習達成度
- 書き方カードを使って文字を学習し、ほとんどの文字が読めるようになった。カードを指しては得意気に発音する姿が見れた。
- 自分の名前を書く練習を始め、なぞり書きが中心。今後は点線書きへ。
- 50並べに挑戦しており、数字の形をよく見て正しくマッチングすることができ、一人で並び終えることが増えてきた。
- おはじきを1から5個の決まった数だけ袋に入れる作業が正しくできるようになった。
- 町探検の「郷土資料室」で、係の人の説明を静かに聞け、『これ、何?』と質問もでき、学習意欲が伝わってきた。
- 歌声発表会の振りを覚え、発表会では物怖じせず同じ学年の友達たちと発表することができた。
- 友達の動きをよく見ながら、カスタネットや鈴を使って拍を打つことができた。
- 粘土のお店屋さんごっこが好きで、『アイスクリームいりませんか』と言いながら、沢山の球型を作り上げていた。
- ボンドを指いっぱいにつけながら、飾りつけを一人で頑張る姿が見れた。
- 長縄跳びの練習で、優の順番になると友達が波や蛇に変え、それをピョンピョンと飛び越えることができた。交流学級の友達との良い関係がうかがえた。
- 運動会の練習時に、1年生時は指示を聞かないことも多かったが、2年生時は上級生の指示を聞いて整列したりダンスをするようになった。
行動目標
- 学級委員として先頭になって活動する機会を作ることで、学校生活の関心を高める。
行動達成度
- 特別支援学級の2学期学級委員になった。
- 整頓係になり、本や机を整頓する活動を友達と行った。(自立促進につながっている)
- 休日に興味を持ち『明日学校ある?』と聞くことが増えた。日付から時間へと関心が向くことで、始めと終わりを意識し、時間の大切さを感じ始めている。
3学期
学習目標
- ひらがなの50音の読み書きに慣れる。
- 1から50までの数字のマッチングができる。
学習達成度
- 以前は先生と一緒に読んでいた音読を、一文字ずつ自分で声を発することができるようになった。
- ひらがな50音を書く学習では、「ぬ」や「む」などの書きにくい文字も筆順通りなぞり書きができた。/li>
- 氏名や手紙の文もなぞり書きができるようになった。
- 1から3までの数字は確実に覚え、数字を見て読んだり、数字の数だけおはじきを用意することができた。4以上の場合は間違うこともある。
- 「学習発表会」では、縄跳びの前飛びに挑戦し、みんなの前で堂々と発表することができた。
- 鍵盤ハーモニカの練習では最初躊躇する姿もみられたが、2月後半には少しずつ音を出すことができるようになった。
- 折り紙を半分の三角に折ることが上手になった。『自分で』と言いながら真剣に取り組めた。
- 縄跳びが大好きで、『回してピョン』とリズムよく縄を回して跳ぶ姿がみられた。跳べることがうれしくて仕方ない様子。
- ボール投げ練習では、バウンドさせたり、頭の上から投げたりなど、指示通りに上手に取り組めた。
- 作品展の見学で、ペアを組んだ上級生の助言をよく聞き行動することができた。上級生とのごく自然な会話や振る舞いから、お互いの信頼関係が良好なことが伺えた。
行動目標
- 学習や休み時間の終わりがわかり、続けたい気持ちを抑えて止める意識を高める。
行動達成度
- 「朝の会の司会」を担当し、進行表を見ながら先生と一緒に進行の言葉を言えた。
- 体力がつき、毎日元気に登校できた。
- 学校生活に余裕が感じられ、一人ミュージカルを演じたり、自分の時間を楽しみながら過ごすことができている。
2年生時の総合所見
2年生時でまず目立ったのが、「欠席日数が大幅に減った」ということ。
1年生時は体調不良で休みがちの優でしたが、2年生時は体調不良になることがかなり減りました。
その分、体力がついてきたようです。
毎日の通学、学校での体育やその他運動で体力が向上したように思います。
次に目立ったのが、学習達成度。
「めきめき」という言葉が合う感じで、学習能力がこの1年でどんどん上がっていきました。(優なりのペースですが)
算数よりは国語、国語よりは図工・音楽・体育が得意なようです。
あとは、自立心が芽生えたり、友達との協調性が上がったりしたのも、1年生時にはなかったことですね。
1年生時は学校生活に慣れるのに苦労した優でしたが、2年生時は学校生活にも慣れ、色々なことが「わかってきた」ことで、心の余裕が持てたように思います。
自分にも経験がありますが、何事もベースラインが出来上がると心の余裕が生まれ、次へのステップが踏めるようになります。
優は今、そんな段階を迎えているのでしょうね(^-^*)
体調不良に悩まされなくなったことも、その要因の一つに感じます。
勉強は優なりのペースでいいので、まずは休まず元気に学校に通ってくれたらいいなーと思っています。
今月から既に小学三年生は始まっていますが、今のところ病気をせず毎日元気に学校に通っています。
3年生時はどんな成長を見せてくれるかな?(^-^)
姉妹で何を競ってるんだか…?(^-^;)