2023年以降、急激なインフレによって「原材料費」「人件費(人手不足解消費含む)」「光熱費」が軒並み価格上昇し、飲食業界はまさに
「暗黒時代」
に突入しています。
利益が圧迫される中、「削れる経費は削りたい」と考えている飲食店オーナーさんも多いことでしょう。
原材料費や人件費を削ると「飲食店の価値が下がる」ことに直結するため、それ以外で経費削減をしようとすると、上位に出てくるのが「宣伝広告費」です。
「宣伝広告費を削減すると、新規顧客が来店しなくなる」
と思われるオーナーさんもいるかもしれませんが、別にそんなことはないと思っています。
現在は「インターネットから無料で集客することが当たり前」の時代なので、それを活用しない手はありません。
実際、うちの店が外部広告に頼ることなく集客できているのが、その証拠です。
そこで今回は
「2025年版のお金をかけない飲食店の集客方法5選」
と題して、2025年1月時点の
「お金がかからず、集客力の高い方法」
を紹介したいと思います。
また、4ヶ月間のアンケート集計結果から見えた
「カフェガパオで実際に集客効果のあった方法」
も紹介します。
今回の記事が、集客にお困りの飲食店オーナーさんのお役に立てば幸いです。
カフェガパオ集客方法ランキングTOP5
まず先に自店『カフェガパオ』の集客方法ランキングを紹介したいと思います。
※「新規顧客用」「リピーター用」それぞれのTOP5を紹介します。
※2024年9月~2024年12月にネット予約258人のお客様のアンケート結果より集計。
新規顧客集客方法TOP5
まずは新規顧客集客に強い集客方法を発表します。
- 位…家族・友人・知人から聞いて
- 位…店頭の看板
- 位…Google(マップ・ウェブ検索)
- 位…インスタグラム
- 位…食べログ
既に12年経営しているので1位の「家族・友人・知人から聞いて」は納得ですね。
意外と多かったのが、2位の「店頭の看板」。
うちは地域のメインストリー沿いにあるので、比較的視認されやすい場所ではありますが、車で通ると一瞬しか見れない看板でも、ある程度集客効果があるようです。(外看板は24時間宣伝し続けるというのも強み)
インターネットからの新規集客は、やはり「Google」が強いですね。
株式会社movが、「2023年6月30日に世代別人口構成比に合わせた約1000名を対象に実施したアンケート」でも結果が出ていますが、
やはり全世代で見ても
「飲食店を探す方法はGoogleが圧倒的強者」
となっていますね。
グルメサイトの信用が落ちてからは、Googleが「信用」を担保しているように感じます。
「インスタグラム」は飲食店との相性が良いですが、数年前までは写真だけでも集客できていたと思いますが、現在は「動画があるか・ないかで集客力に差が出てきている」ように感じます。(当店比較)
「食べログ」は一時期「オワコン」とも言われていましたが、40歳以上の人にはまだまだ利用されているようです。
リピーター集客方法TOP5
次にリピーター集客に強い集客方法を発表します。
- 位…LINE公式アカウント
- 位…インスタグラム
- 位…ホームページ
- 位…店頭の看板
- 位…その他
現在1ヶ月に3回程「LINEのメルマガ(メッセージ)」を発信しているのですが、リピーターの来店動機ではこの
「LINEメルマガが圧倒的強者」
となっています。
お客さんからもよく『今週はこのクーポンがあったから来ちゃいました』なんていう話もよく聞きます。
LINEのメルマガはスマホの上部に出てくるので(バッジ)、反応率(開封率)はかなり高いと言えます。
正直、「リピーター施策は、LINE公式アカウントだけでもOK」という感じもあります。(※1位と2位の差が大きい)
2位の「インスタグラム」は、新規顧客集客としても活用できるので、リピーターに向けて情報発信もしつつ、新規顧客も獲得できるという「一石二鳥型のSNS」といえます。
こちらも「動画による訴求」が集客効果が高いです。
3位の「ホームページ」は、飲食店では結構珍しい集客パターンだと思います。
一般的な飲食店のホームページは「一度作ったら大きな変更があるまで更新されない」という場合も多いと思いますが、うちのホームページでは「最低でも週に2回、多い時は週に4回更新」しています。
なぜホームページを頻繁に更新するかというと、「毎週2回メニューが変更される」こともありますし、「Googleのアルゴリズム対策」という理由もあります。
ここでは詳しく書きませんが、実は
- Googleマップで上位表示される
- Gemini(GoogleのAI)で上位表示される
などの要素には「自社ホームページなどを定期的に更新している」ことなどが関わっています。
(※ホームページに限らずインスタグラムなどもそれに該当)
つまりGoogleは「この店は本当に現在も営業しているのか?」「上位表示するに値する店なのか?」などをアルゴリズムで見ています。
なので、ホームページを持っている飲食店は、月に一回でもいいので更新されることをおすすめします。
4位の「店頭の看板」は、うちでは「月に1回は内容を変更している」ので、それを見て再来店するお客さんもいます。
『あ、今、大盛り無料キャンペーンやってるんだ』
『今月は3000円の食事券が当たるくじやってるんだ!』
などなど。
看板はアナログで地味な訴求ではありますが、現在でもそれなりの集客力はあるといえます。
5位の「その他」は、本当にリピート集客に繋がっているか微妙なものが多かったため、今回はその他にさせてもらいました。
2025年版のお金をかけない飲食店の集客方法
ということでお待たせしました。ここからは
「2025年版のお金をかけない飲食店の集客方法」
を考えてみたいと思います。
【1】Googleビジネスプロフィールの最適化
前述しましたが、2025年現在でも飲食店を探す方法は「Googleが圧倒的強者」なため、Googleでマップ検索、ウェブ検索された時に上位に表示されれば、集客力は格段に上がります。
それを実現するには
「Googleビジネスプロフィールの最適化」
が重要です。
Googleビジネスプロフィールは、Google検索やマップでビジネスをアピールするための無料のツールです。
ビジネスオーナーが、ビジネスに関する情報を管理したり、ユーザーと交流したりすることができます。
ビジネスプロフィールでは、次のようなことができます。
- 営業時間や電話番号、ウェブサイトなどの基本情報を指定する
- 写真や動画を投稿して店舗の雰囲気を伝える
- ユーザーからの口コミを収集して返信する
- 投稿や特典、イベントを作成して利用を促す
- ダイレクト メッセージで最新情報を発信する
- ユーザーの検索履歴やインタラクションを把握する
飲食店のGoogleビジネスプロフィール(※以下GBP)の最適化とは、店舗の情報を魅力的かつ正確に提供し、顧客が店舗を見つけやすく、選びやすくするためのプロセスを指します。
以下、具体的な最適化方法を説明します。
基本情報の充実
- 正確な店舗情報の入力:店名、住所、電話番号(NAP情報)、営業時間を正確に記載。定休日や祝日の特別営業時間も設定する。
- カテゴリの適切な選択:「居酒屋」「カフェ」などのカテゴリを店舗の業態に合ったものに設定。
- ウェブサイトリンクの追加:自社サイトや予約ページへのリンクを掲載。
- 写真の充実:店内・店外の様子、料理、メニュー、スタッフの写真を定期的にアップロード。
- 動画の活用:店舗紹介や調理風景など短い動画を掲載すると効果的。
- ロゴとカバー写真:ブランドイメージを反映した画像を設定。
- レビューへの返信:ポジティブなものにもネガティブなものにも丁寧に返信する。返信によって、店舗が顧客の意見を重視していることをアピール。
- レビューの数を増やす:満足した顧客にレビューの投稿を依頼。
- 定期的な投稿:メニューの更新、新商品、イベント情報、キャンペーン情報を投稿。
- 季節感を出す:季節限定メニューやフェア情報など、タイムリーな情報を提供。
- メニュータブの活用:写真付きでメニューを登録。価格や説明も記載すると良い。
- 特定の料理を目立たせる:店の看板メニューや人気商品を目立たせる。
- サービス属性:「テイクアウト」「デリバリー」などの提供サービスを選択。
- こだわりポイント:「子連れに優しい」「ベジタリアンメニューあり」などの情報を記載。
- よくある質問への回答:お客様からの質問に迅速に対応する。
- 自分で質問を追加:「テイクアウトは可能ですか?」などを設定し、自ら回答を追加。
- キーワードの活用:店舗説明や投稿に「那須市 ランチ」「テイクアウト 居酒屋」などのローカルキーワードを含める。
- リンクの獲得:自社サイトやSNS、地元メディアからのリンクを活用。
- インサイトの活用:Googleビジネスプロフィールの分析ツールで閲覧数、検索キーワード、通話数などを確認。
- 戦略の調整:人気の時間帯やメニュー情報を基にサービスを改善。
- 他のプラットフォーム(Instagram、Facebook、食べログなど)と情報を統一することで信頼性を高める。
- 高い視認性と記憶効果:視覚と聴覚を同時に刺激するため、料理の魅力や店舗の雰囲気を効果的に伝えられます。
- アルゴリズムの優遇:多くのプラットフォームでショート動画が優先的に表示されるため、リーチが自然に増加します。
- 拡散性:面白い、驚きがある、または感動的な内容は視聴者が簡単に共有し、口コミ効果を生み出します。
- 料理の美しさを引き立てる:新鮮な素材を使った調理過程や完成した料理を、光や角度にこだわって撮影します。特に料理を切る、盛り付ける、ソースをかける瞬間など、「映える」動作を取り入れると効果的です。
- 店舗の雰囲気を伝える:おしゃれな店内、心地よいBGM、スタッフの笑顔など、来店したくなる要素を映像化します。「ここに行ってみたい」と感じさせることがポイントです。
- お客様のリアクション:食べた時の「美味しい!」というリアクションや笑顔、イベント時の盛り上がりの様子を撮影し、臨場感を伝えます。お客様の許可を得た上で活用しましょう。
- 特別感を訴求する:期間限定メニューや特典、イベント告知など、動画で「今だけ」の価値を伝え、来店意欲を高めます。
- 最初の3秒で興味を引く:動画の冒頭に、鮮やかな料理のカットや「〇〇円で豪華ランチ!」などのキャッチコピーを入れ、視聴を継続させます。
- テンポの良い編集:テンポ良くシーンを切り替えることで、視聴者を飽きさせません。BGMや効果音を加えることでさらに魅力的になります。
- 自然なストーリー性を持たせる:例えば、「料理が完成するまでの過程」や「初来店のお客様が驚く様子」など、短い中にも物語性を持たせると記憶に残りやすくなります。
- ハッシュタグの活用:「#那須グルメ」「#テイクアウトおすすめ」など、地域名やトレンドに関連するハッシュタグを付けると、ターゲット層に届きやすくなります。
- 定期的な投稿:一度だけの投稿ではなく、定期的に新しい動画をアップロードすることで、フォロワーを増やし、店舗の存在感を強化します。
- インフルエンサーとの連携:地域のインフルエンサーやグルメアカウントに協力を依頼し、動画を作成・拡散してもらうのも効果的です。
- 店舗内での告知:店内やテーブルに「レビューのお願い」を分かりやすく表示します。
例えば「ぜひGoogleレビューで感想を教えてください!」という案内と、QRコードを添えると便利です。
レビューを投稿することで次回来店時に特典がもらえるキャンペーンを併せて告知する。 - 投稿しやすいQRコードの設置:Googleマップや食べログ、Instagram投稿画面など、口コミを投稿するプラットフォームのQRコードをメニューやレシートに印刷しておく。スマホをかざすだけでアクセスできるため、お客様の手間を減らせます。
- 写真スポットを作る:店舗内や料理の盛り付けを「映える」デザインにすることで、写真を撮りたくなる工夫を施します。
例えば、おしゃれな内装、特別な盛り付け、ユニークな看板やメニュー。
特に若い世代は、写真や動画をSNSに投稿した際にコメント(口コミ)を添えることが多いです。 - 特典付きのSNS投稿キャンペーン:「#〇〇(店舗名)」などのハッシュタグを付けて投稿したお客様の中から抽選でプレゼントを提供する企画を実施します。
例:「当店で撮った写真をInstagramに投稿してくれた方の中から、毎月3名様に〇〇をプレゼント!」 - 来店直後のフォローアップ:来店後にLINE公式アカウントやメールで「ご来店ありがとうございました」というメッセージを送り、その中で口コミのお願いをします。
例:「本日はご来店ありがとうございました!もしよろしければ、こちらのリンクからご感想をお聞かせください。」 - 満足度が高まった瞬間を狙う:食事中や食事後にスタッフが「美味しかったですか?」と声をかけ、ポジティブな反応があればその場で口コミ投稿をお願いする。
例:「よかったら、このQRコードから簡単にレビューを投稿できます!」 - レビューへの返信:Googleマップや食べログに投稿された口コミには、すべて返信するように心がけます。
ポジティブな口コミには「ありがとうございます!またのご来店をお待ちしております」と感謝の気持ちを伝えます。
ネガティブな口コミにも、誠実な姿勢で改善策を伝え、信頼を回復する努力をします。 - SNSでのシェア:お客様がSNSに投稿した内容を、店舗の公式アカウントでシェアします。
例:「素敵な投稿をありがとうございます!」というコメントを添えることで、お客様とのつながりを深められます。 - 店内でのレビュー紹介:店内の目立つ場所に「お客様の声」として好意的な口コミを掲示する。
「これだけ多くの方が評価しているなら、私も投稿しよう」と思わせる効果があります。 - SNSやブログでの紹介:「今月のベストレビュー」などの形で投稿を紹介し、口コミ投稿者への感謝を伝える。
- 友だち追加特典を提供:「LINEの友だち追加で次回のお会計から5%オフ!」や「登録でドリンク1杯無料」などのインセンティブを用意します。
- QRコードの掲示:店舗内やメニュー、レシートにQRコードを印刷して、簡単に友だち登録ができるようにします。
- SNSやホームページで告知:Instagramや自社サイトで友だち追加の方法を案内し、オンラインからも登録を促します。
- お得なクーポンや割引情報:「本日限定!LINEクーポンでランチ100円引き」「友だち登録者限定のスペシャルディナーセット」など。
- 新メニューや期間限定商品のお知らせ:写真や動画を活用して、新しい商品を魅力的に紹介します。
- イベントの告知:「地元食材フェア開催中!期間中に来店いただいた方には特典あり」など。
- 個別配信:特定の顧客層(例:平日ランチに来店しやすい主婦層)に向けて、個別にカスタマイズしたメッセージを送信。
- よくある質問への対応:営業時間やメニュー内容を自動で返信する設定をしておく。
- 予約受付:簡単な予約フォームをLINE上で提供し、予約をスムーズに行えるようにする。
- 地域住民との関係構築:地元イベントは地域住民との直接的な接点を持つ場です。参加者に店舗を知ってもらうきっかけを作り、親近感を与えることができます。
- 低コストでのプロモーション:イベントへの参加費用が発生しても、広告を出すよりも低コストで済む場合が多く、費用対効果が高い集客方法です。
- 他の参加者との相乗効果:イベント参加者や出店者同士のネットワークが生まれることで、店舗の知名度が拡大し、新たな協力関係の可能性が広がります。
- SNSで事前告知を行う:イベント参加が決まったら、店舗のSNSで積極的に情報を発信します。
例:「○月○日の那須マルシェに出店します!」「イベント限定の○○を販売予定です!」
イベント前にクーポンを配布することで、来店動機を作ります。 - イベント後に再来店を促進する特典を提供:イベントに参加したお客様に、店舗で使えるクーポンを渡します。
例:「イベントでの購入者限定!次回のお会計から10%オフ」
特典付きの名刺やフライヤーを配布するのも効果的です。 - イベントの写真や動画を活用する:イベント中の様子を写真や動画に収め、SNSやブログで共有します。
例:「地元のイベントで大盛況でした!」とポストすることで、参加者以外の人にも認知を広げられます。 - 他店舗や地元事業者との連携:イベントで知り合った他店舗とコラボキャンペーンを企画し、互いの集客を支援します。
例:「イベントでコラボした○○さんの農家直送野菜を使った新メニューが登場!」 - アナログ新規集客は「家族・友人・知人から聞いて」
- デジタル新規集客は「Googleビジネスプロフィール」
- リピーター集客は「LINE公式アカウント」
- Googleビジネスプロフィールの最適化
- ショート動画の活用
- 口コミ投稿を促進する
- LINE公式アカウントの活用
- 地元コミュニティとの連携強化
ビジュアル要素の強化
レビュー管理
投稿の活用
メニュー情報の設定
属性情報の設定
Q&Aセクションの管理
ローカルSEO対策
データ分析と改善
一貫性の維持
これらの最適化を行うことで、Google検索やGoogleマップでの店舗の目立ちやすさが向上し、集客効果を高めることができます。
なのでGBPは毎週常に情報更新がされている状態ですね。
この「生きた状態」にするのがGBPを運営する上では大事になってきます。
【2】ショート動画の活用
ショート動画は、TikTok、Instagramリール、YouTubeショートといったプラットフォームの普及に伴い、飲食店の集客方法として欠かせない存在になりました。
これらのプラットフォームは、短い動画でユーザーの注意を引き、瞬時に魅力を伝えるのに適しています。
特に2025年以降は、AI技術の進化や動画編集ツールの簡略化により、さらに使いやすくなると予想されます。
ショート動画が集客に適している理由
ショート動画は、テキストや写真に比べて以下の点で優れています。
ショート動画で伝えるべき内容
ショート動画を活用する際には、内容がターゲットに刺さるものであることが重要です。
以下は飲食店が活用できる具体例です。
ショート動画の作り方:コツとポイント
短時間で視聴者を引きつけるためには、以下のコツを押さえましょう。
効果を最大化する活用術
ショート動画の効果を最大化するためには、以下の工夫も有効です。
ショート動画は比較的簡単に作ることが可能なので、ちょっとしたお知らせやメニュー紹介でも「動画」になることで、ユーザーの目を引き付ける確率が上がります。
あと見ている人も「ショートならすぐ終わるから見てみるか」と視聴のハードルは低くなりますね。
【3】口コミ投稿を促進する
口コミは無料かつ効果的な集客手段の一つですが、自然発生的に増えるのを待つだけでなく、積極的に促進する仕組み作りが大事です。
またGoogle口コミを書いてもらうことで、結果的に「GBPの最適化」が促進されます。
つまりクチコミを書いてもらうことが、集客力向上に繋がります。
ではどうやって口コミ投稿を促進するかというと… 以下説明します。
口コミを投稿したくなる環境を整える
お客様に口コミを投稿してもらうためには、まずそのきっかけを提供することが大切です。
以下の工夫で、口コミ投稿への心理的なハードルを下げることができます。
インセンティブで投稿を促進
特典を提供することで、口コミ投稿を促すことも有効です。
ただし、プラットフォームによってはインセンティブを伴う投稿が禁止されている場合があるため(特にGoogle)、ルールを確認しながら取り組むことが重要です。
もし規約違反が分かった場合、最悪「Googleのアカウント停止」になる場合もあるので、やめておいた方がいいでしょう。
投稿を促すタイミングを見極める
お客様が口コミを投稿しやすいタイミングを逃さないことも重要です。
お客様との繋がりを深める
口コミを促進するだけでなく、投稿してもらった口コミに対して店舗側が積極的に反応することも大切です。
お客様との信頼関係を深め、リピーターを増やすことにもつながります。
成功事例を紹介してモチベーションを高める
口コミの促進は、実際に投稿された例を他のお客様に見せることでさらに加速します。
口コミ投稿を促進するためには、顧客にとって投稿しやすい環境を整えるだけでなく、特典やキャンペーンを通じて動機づけを行い、さらにタイミングよくリクエストすることが重要です。
また、投稿された口コミを丁寧に扱い、コミュニケーションを図ることで、口コミの増加と信頼感の向上を両立させることができます。
これらの工夫を取り入れて、口コミを活用した集客力アップを目指しましょう!
【4】LINE公式アカウントの活用
LINE公式アカウントは、多くの日本人が利用するメッセージングアプリで、店舗から顧客に情報を直接届けられるツールです。
※LINE公式アカウントは基本的に「リピーター集客用ツール」と考えて下さい。
以下は具体的な活用方法と工夫です。
友だち登録を増やす方法
配信するコンテンツの工夫
LINEメッセージは直接的なコミュニケーションが可能なため、顧客の興味を引きやすい内容を配信することが重要です。
自動応答機能で効率化
LINE公式アカウントでは、自動応答機能を活用することで効率的に顧客対応が可能です。
メッセージの送信頻度とタイミング
送信頻度は月2~4回程度が目安。頻度が多すぎるとブロックされるリスクがあります。
配信のタイミングは、食事前の時間帯(例:午前11時や夕方5時)や週末前など、来店につながりやすい時間を狙います。
LINE公式アカウントは無料で始められるので、「顧客リストを育てる」意味でもやった方が良いと自分は考えています。
【5】地元コミュニティとの連携強化
デジタルの普及が進む一方で、ローカルなつながりを重視する動きもあります。
地元イベントに参加・協力することで、地域住民との接点を増やし、認知度アップや新規顧客獲得につなげることができます。
地元イベントとのコラボレーションのメリット
コラボイベントで集客効果を高める工夫
地元イベントとのコラボは、お金をかけずに効果的な集客を実現できる方法です。
地域住民や他事業者とのつながりを活かして、認知度向上やリピーター獲得につなげましょう。
イベント参加を通じて「地元に根ざした飲食店」としてのイメージを強化することで、地域に愛される店舗へと成長することが期待できます。
まとめ
ということで今回は「カフェガパオで実際に集客効果のあった方法」と「2025年版のお金をかけない飲食店の集客方法5選」をお伝えしました。
うちの場合に限らず
は、ある種「鉄板の集客方法」といえますね。
そして今回紹介させてもらった
の5個のお金をかけない集客方法は、2025年現在、どれも集客には重要な項目となります。
※これらは始めるのにお金はほぼかかりませんが、「時間」はそれなりに取られます。
特に2025年以降は「AI」がさらに進化されることが予想され、ショート動画等も作りやすい状況になると思われます。
さらにGoogleはAI(現在はGemini)に注力しているので、GBPの最適化は必須中の必須になることでしょう。
恐らく飲食業界の中でも「デジタルマーケティング」に強い店と弱い店で「格差」が出てくるでしょうね。
お問合せ
ということで、今回の記事が飲食店経営をされている方に少しでもお役に立てば幸いです(^-^*)
どうもヨッシー店長です。