今年のハロウィンコスプレは去年と同じくウォーリーに着替えたけど、胸周りがムッチムチになってた。
もうすぐAカップ突入か!?
どうもヨッシー店長です。
先日、カフェガパオ毎年恒例になっているハロウィン夜営業を行いました。
ここ3年程連続で行っているのですが、毎年好評で予約もすぐ埋まり、予約なしのお客さんもそこそこ来ていました。
今年は10/28(土)の夜に開催することにして、店内及びブログ等で2週間前より予約を開始しました。(ブログでは1か月前より)
しかし今年は一向に予約が入りませんでした。
「あれ?」と思いつつ、開催前日まで予約が一件も無し…。
当日の朝、常連さんが予約してくれてようやく1件の予約。
毎年開催当日に『まだ席空いていますか?』というお問い合わせをもらうこともあったのですが、今回はあいにくの台風直撃ということもあり、お問い合わせは無し。
結局当日来店されたのは、その常連さん家族のみという結果に…(T-T)
別に”おごり”があったわけではないのですが、今年は例年に無い大失敗を犯しました。
今回はこの失敗談を分析し、今後の営業に活かしていこうと思い、備忘録としてまとめることにしました。
また、今回は「個人飲食店の継続講座」という新しいカテゴリーの第1回目として取り上げてみたいと思います。
自分の失敗談がお役に立てば幸いです。
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まず、「失敗してしまった理由」をまとめていきたいと思います。
告知期間が短かった
毎回イベント営業を行う場合は、開催日の1ヶ月前には告知を開始していました。
しかしながら、今回のハロウィン夜営業は、ブログでは簡単な告知を1ヶ月前から行っていたものの、店舗とブログで本格的に告知を始めたのは2週間前からとなっていました。
普通に考えて、土日しか店舗営業していない店なのに、2週間前の告知というのはかなり致命的です。
なぜならば、2週間前ということは店舗で情報を得られるのは、実質”1週間前のみ”となってしまうからです。(予定を組むのに1週間かかるから)
熱狂的ファンであれば2週間前のブログ告知だけでも認知することは可能ですが、ブログを見ていない一般の人からすると実質的には「何もやらない」のと変わりはありません。
やはり「告知期間は極力長めに取らないといけない…」と、改めて気付かされました。
ちなみに言い訳がましいですが、9月後半にタイのパタヤ研修があり、その後J-WAVEに出演、10月初めからランチボックス営業開始とタスクが立て込んでいたこともあり、ハロウィンに関してはやや後回しになってしまったのも、今回の失敗の理由の一つかもしれません(^-^;)
告知の特化ができていなかった
カフェガパオでは、お知らせしたい情報をメニューブックとは別刷りして、メニューブックと一緒に置いています。
しかしながら最近このお知らせ情報が多くなってしまい、お客さんの目に留まる情報が“分散”している状況でした。
これだと興味のある人にしか訴求できず、「なんとなく店内を眺めている間に目に入る」というタイミングを逃すことになったと思います。
毎年ハロウィン夜営業のフライヤーは、”壁に貼る”ようにしていたので、自然に情報が伝わる状況を作っていました。
今回はこれがなかったため、情報の訴求力が弱かったと分析しています。
あと、小さいフライヤーを作って会計時にお知らせが渡せなかったのも、失敗した原因かもしれません。
『パーティー』という名称がダメ?
先程から「ハロウィン夜営業」という名称で今回のイベントを紹介していますが、実はこれ、店舗のフライヤーやブログでは、『ハロウィンパーティー』という名称にしていました。
うちの妻から指摘されて気付いたのですが、「”パーティー”ってわいわいガヤガヤやっているイメージがあるから、気軽に参加し辛いイメージがあるのかもね」と。
たしかに”パーティー”っていうと、『他のお客さんと交流するのかな?』とか、『なんかせわしないところでご飯食べるのかな?』みたいな先入観を持たれる可能性もなくはないですね。
“パーティー”よりも、”夜営業”の方が、飲食店らしさがあってイメージし易いかもしれません。
まあこれに関してはあくまでも想像でしかないので答えはわからないのですが、少なくとも“誤解”になりそうな部分は極力排除しておいた方がいいですね。
フライヤーデザインが大人っぽくてダメ?
ここ数年使っていたフライヤーデザインを、今年は変更してまとまったデザインに変更しました。
こちらが2014~2016年で使ったデザイン↓
こちらが2017年のデザイン↓
これもあくまでも想像の域を出ないのですが、『子供』が垣間見えるデザインの方が”安心感”があって良いのかもしれない…とも思いました。
関係ないかな…?(^_^;)
ということで、ここまでは失敗した理由を分析してみましたが、以下はその改善策をまとめてみました。
告知期間は最低でも1ヶ月半取る
自分のフェイスブックの知り合いからも指摘された部分でもありますが、やはり告知期間は十分に取る必要があるといえます。
おそらくこの部分がイベント成功を左右するといっても過言ではないでしょう。
予約自体は直前(2日前とか)にならないと動かない場合もありますが、そこは仕方ないと考慮し、告知自体は早くから行うべきでしょう。
来年は9月初旬から告知を開始したいと思います!
別件ですが、もし年末にイベントをやるならば、今週あたりから告知する必要がありそうですね。
年末、何イベントやろうかな…(^▽^;)
告知はきちんと見える化しておく
イベントに関してのフライヤーは、『壁貼り』が必須といえそうです。
要は情報の特化を行うということです。(今、何を伝えたいのか?)
特に他の情報に埋もれてしまう可能性がある時は、尚更必要だといえます。
また、『パーティー』のように誤解が生じる可能性があれば、それらの言い回しも考えてフライヤーを作る必要がありますね。
これらは第三者に見てもらって意見をもらうのが良いような気がします。
いつもと違う営業スタイルを行う場合は『完全予約制』にするべき!
今回の失敗を経験して思ったのが、いつもと違う営業スタイルを行う場合は『完全予約制』にするべきということ。
特にうちのように「土日のランチのみ営業」のイメージで固定化している場合は特にです。
なぜかというと、完全予約制であれば“無駄がない”からです。
具体的にいうと、
- もし予約が1件も入らなければ、営業自体を中止することができる。営業を中止できれば「お客さんが来るかもしれない…」と思って無駄に用意しておく食材が減る。
- 営業を中止できれば人件費も無駄にならない。
- 営業を中止できれば光熱費などのその他経費も無駄にならない。
- 予約が少人数であっても、その人数分の食材だけ用意すればいいので、食材ロスが出ない。
- 予約数に合わせてスタッフを用意すればいいので、無駄な人件費が発生しない。
- あらかじめコース料理などにしておけば、オペレーションも混乱せずにスムーズに料理提供ができる。
- 告知期間が短かった(2週間前だと実質1週間しかない)
- 情報が多すぎて、告知の特化ができていなかった
- 『パーティー』という名称が誤解を与える可能性がある
- フライヤーデザインが大人向きだったかもしれない
- 告知期間は最低でも1ヶ月半取る、できれば2ヶ月はほしい
- イベント告知は必ず”見える化”して知ってもらう機会を極力増やす
- 誤解が生じるような言い回しになっていないか第三者にチェックしてもらう
- いつもと違う営業スタイルを行う場合は『完全予約制』にする、その方が無駄が減る
-
などの無駄が減ります。
経営者目線でいうと経費削減になるのは良いことですが、個人目線で見ると廃棄する食材が減るのは嬉しいことです。(家でも消費しますが限界がありますので…)
お客さんも予約した以上『行かなくちゃ』という責任感も出るので、よっぽどの事がなければ来店はすると思います。
普段毎日昼も夜も営業している店舗はあまり関係ないですが、特別営業となる店舗の場合は『完全予約制』にした方がメリットが多いですね。
まとめ
ということで、今回はハロウィン夜営業の失敗談を例に、失敗した理由とその改善点をまとめてみました。
簡単にまとめると…
- 失敗した理由
- 改善点
となりました。
やはり告知期間は重要ですね。
今後は2ヶ月くらい余裕を持たないと…(^-^;)
今回の講座内容が参考になれば幸いです。
それではまた次回の講座でお会いしましょう!