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芝生を張替えてわかった整地の重要性とその施工方法 やっちまった驚愕のしくじりとは!?

整地の重要性とその施工方法

僕はM字のハゲラッチョ!

どうもヨッシー店長です。

 

今回は自分のハゲに関してではなく、「芝生のハゲ」に関しての話です。

 

自店のテラス席部分に敷いている芝生は、店を開業する3ヶ月前に初めて張りました。

かれこれ5年前のことです。

最初はこんな感じで青々キレイな芝生でした↓

 

しかし青々していた芝生も、雨による土の流出や、雑草への養分盗用、メンテナンスの不十分さなどにより、どんどん枯れていきました。

 

見てみい、この芝生! カッサカサやぞ!カッサカサやぞ!

 

5年経ったこともあり、「そろそろ芝生を張り替えよう」と思い色々調べてみると、

「ある驚愕のしくじり」

を犯していることに、5年後に初めて気付きました。

 

ということで、今回は

「自分がやってしまったしくじりと、芝生を張替えてわかった整地の重要性とその施工方法」

を紹介していきたいと思います。

何かのお役に立てば幸いです。

 

今回芝生の張り方等は、主に「コメリ」さん、「芝生生活」さんの情報を参照にさせて頂きました。

 

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犯していた驚愕のしくじりとは?

まずは、自分がやらかしていた”驚愕のしくじり”をご紹介。

 

しくじり1「そもそも整地作業してなかった」

初めて芝生を張った時、芝生の下地になる土は少し耕す程度で、ほとんど「整地作業」をしませんでした。

拳大の石などは取り除きましたが、それより一回り小さい程度の石は放置したままでした。

しかも、しっかり平らにせず、多少デコボコがあっても気にしていませんでした。

 

しかしこの整地作業、実はとても大事な作業で、これをしっかりやるかやらないかで、後々大きな差が出てくるのです。

詳細は後述しますが、耕す程度ではダメだったんです…。

 

ちなみに芝生自体はマット型だったので、「マットの裏から根が伸びて土に根付いていくのだろう」と安易に思い込んでいたのも、しくじりの一因です…。

 

しくじり2「3年目以降の散水はほぼ雨水のみ」

「釣った魚に餌をあげない」、芝生に関してはまさにこんな感じになっていました…(^▽^;)

2年目まではそれなりに気にしていた散水も、3年目以降の散水はほぼ雨水に依存していました。

それでも夏場は散水していた方ですが、年々意識が薄くなっていました…。

 

しくじり3「メンテナンスは肥料を撒くだけ」

芝生のメンテナンスには、「目土入れ」「エアレーション」「サッチング」などの方法があるのですが、自分がやっていたのは「雑草のみを除草する芝生用肥料を撒いただけ」でした。

3年目くらいまでは肥料だけでも問題なさそうだったのですが、4年目以降は芝生がスカスカしてきました。

これは「目土入れ」という土を入れてあげなかったことが大きな要因と思われます。

 

しくじり4「雑草はデカくなったら抜くけど基本無視」

芝生の雑草取りはメンテナンスの一つでもありますが、自分は「雑草は大きくなったら抜く」というスタンスでいました。

夏場は無数に生えてくるので、芝刈り機で一掃していました。(もちろん葉はなくなるけど根は残ったまま)

基本的に小さい雑草は無視し、これも大きくなってから抜いていました。

 

また、イネ科の雑草は太く硬くなるので、どうしても抜けない場合は、ノコギリで芝生ごと切り落としていました。

そんなことをしていくうちに、芝生と土の部分が混在するデコボコの芝生へと変貌してしまいました…(+_+。)

 

 

こんな感じで数々のしくじりを犯してしまい、遂には青々した芝生がズタボロの芝生へと変容してしまったのです…。

 

今回、新たに芝生を張り直すことを決め、「しっかり勉強したうえで芝生を張り替えよう!」と決意し、再度芝生張りに挑みました。

 

 

芝生の張り方

芝生の張り方の詳細は前述した参考ページ(コメリ、芝生生活)をご覧頂きたいのですが、ここでは「ポイントと張り方手順」を簡単に書いておきます。

 

張り方ポイント

 

張り方手順

  1. 芝生を張る場所全体を7cm程度掘りかえす。
  2. 掘ったら凹凸をなくす。
  3. そこに深さ5cmほど砂を入れていく。
  4. 砂を平らにならし、散水して砂を締める。
  5. 砂の上に床土用の土を2cmほど敷く。
  6. 床土を平らにならし、上から踏み固めて土を締める。
  7. マット型の芝生を隣との間を1,2cm空けて互い違いに並べていく。
  8. 敷き終わった芝生の上に目土をかけて全体になじませる。
  9. たっぷり散水し、芝の根にまでいきわたるようにする。
  10. 2週間位は毎日散水し、根付くまでは芝生の上を歩かないようにする。

 

 

整地作業の重要性

芝生を張る手順で、整地作業(下地造り)をすることは、何よりも重要です。

自分はしくじって、この整地作業をやりませんでした(-_-;)

 

整地時に砂を入れるのですが、この砂が降った雨を排水させる下水道の役割を担ってくれます。

水はけの良い芝生は、枯れたり病気になりにくくなります。

また、床土をしっかり敷くことによって、芝の根が根付きやすくなります。

 

整地作業の施工方法

※以下は自分が行った整地作業を、備忘録としてまとめてみたものです。

 

用意した物

芝生

ちなみに今回芝生はここ↓で購入しました♪

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砂と芝用土(床土兼目土)

バケツ、土ふるい、シャベル、ノコギリ、クワ、三ツ又熊手、ハサミ、ワインボトル、軍手

 

整地から芝張りまで

まずは張り替える部分の芝を剥がし、下の土をほりおこします。

平らに整地後、そこに砂を入れていきます。

敷き詰めた砂に散水し、その後踏み固めます。

最初に掘り出した土をふるいにかけ、砂の上に敷きます。

細い部分はワインボトルで踏み固めました。

さらにその上に床土を敷き詰めます。

床土も踏み固めていきます。

ここでも散水し、床土を固めています。

ここでようやく芝生マットを敷いていきます。

芝生マットは隣の芝と1,2cm程あけて敷いていきます。こうすることによって水分が入りやすくなり芝生が丈夫に育ちます。

芝生マットはカットもできるので、細い箇所はカットして対応します。

敷き詰めた芝生の上に目土を撒き、全体になじませます。

目土に散水し、十分に芝生に水をあたえます。

 

ここまでが「整地から芝張りまで」の一通りの流れになります。

 

この後、冬になるまでは散水、雑草抜き、目土入れを気にしながらメンテナンスを行っていきました。

 

芝生を張替えてわかった整地の重要性とその施工方法 まとめ

ということで、今回は自分がやってしまったしくじりと、芝生を張替えてわかった整地の重要性とその施工方法を紹介しました。

今回の芝生は長生きするようしっかりメンテナンスしていきたいと思います(^-^)q

芝生の張替えを検討している方にお役に立てば幸いです。

 

ちなみに、うちのような細長い溝に芝生を張るのは、実は管理がかなり難しいです。

雨水の通り道になるため、気付けば大量の土が流出し、芝生の栄養がなくなりすぐに枯れてしまいます…。

あと、肥料をやりすぎても枯れてしまうので注意が必要です。

芝生の管理は本当に大変だとつくづく実感しています(^-^;)

 

その後の芝生

張替えから10ヶ月後

下記の写真は、2018年4月5日のものです。(張替えを行ってから10ヶ月後)

3月下旬の気温上昇に伴い、芝がやや青々してきました。

それと一緒に雑草も伸びてきました。

溝の中央部分は枯葉色だったため、主要雑草を取り除いた後、目土入れをしました。

しばらくは雑草を抜きつつ、芝の様子を見ながら散水を続けていこうと思います。


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