今後のプチ目標に「2年に1回はタイに行く」という項目が追加されました。
どうもヨッシー店長です。
先日、タイのパタヤというところに行ってきました。
バンコクから車で1時間半ほど南下した場所の海沿いにある街です。
日本ではビーチリゾートというジャンルに入っていますが、実際は日本でいう一昔前の熱海のような街です。
いわゆる「歓楽街」です。
パタヤに行ってきた目的は2つ。
- パタヤで一番辛いと言われているガパオライスを食べる
- ローカルのタイ料理を食べまくること
です。
決してタイのお姉ちゃんと遊ぶのが目的ではありません(笑)
現地の食を五感で体験するために行ってきました(^-^)q
ということで、今回はパタヤの研修旅行を備忘録としてまとめつつ、パタヤってどんなところなのかを紹介していこうと思います。
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パタヤの基本情報
まずはパタヤの基本情報をまとめておこうと思います。
気候 | 1年を通じて温暖な気候 1年の平均気温は27℃ 11~3月が乾季 4~5月が暑季 6~10月が雨季 ベストシーズンは乾季、日本が冬の時期です |
時差 | 2時間 日本時間-2時間となるので、日本が12時の時はタイは10時となる |
言語 | タイ語が基本だが、ホテル等は英語が通じる |
通貨 | 通貨はタイ・バーツ(Bath) 変動相場制なので一概にはいえないが、目安としては1Bath=3円 ※パタヤではカードも使えるが、基本的に現金主義 ホテル近辺には両替所も多数あるので便利 レートは空港よりやや安め |
物価 | 物価はピンキリだが、概ね、料理や飲み物、交通費は日本より安い、生活用品は日本より少し安い、外資系スーパーやショッピングモールは他に比べ高め(スターバックスは日本と同料金) |
チップ | サービス料を含まないレストランの場合は10%前後、ホテルのポーターなどには20バーツ程といわれているが、自分はソンテウやバイクタクシーの運転手以外は払っていない |
電圧・プラグ | 電圧は交流220V(50Hz)で、プラグはBFまたはCタイプ iPhoneの充電器はそのまま使用が可能(Appleが全世界で使用できるように設計しているらしいです) |
服装 | Tシャツ・短パン・サンダルが基本 軽くてサラッと着られるものがおすすめ |
交通 | パタヤ市内の基本移動は、ソンテウ(乗り合いトラック)、バイクタクシー、パタヤタクシーなどで 南北に伸びているストリートは一方通行なので注意が必要(一方通行でひたすら周回する) |
危険度 | 比較的安全 裏路地などでは衛生面に問題があったりするが、突然襲われるようなことはあまりない(ただし夜間の裏路地は極力避ける方がいい) |
アクセス | 成田からバンコクまで約6時間、福岡から約5時間。 ドンムアン国際空港から南へ約150km、高速道路を使って約2時間で到着 スワンナプーム国際空港から南へ約115km、高速道路を使って約1時間半で到着 |
住所 | パッタヤー, タイ 〒20150 チョンブリー バーンラムン |
パタヤの各エリア
パタヤは大きく分けて
- ノースパタヤ(北部)
- セントラルパタヤ(中央部)
- サウスパタヤ(南部)
の3つのエリアに分かれます。
セントラルパタヤ
いわゆる『The パタヤ』は、この地域を指します。
パタヤビーチ、ウォーキングストリート、屋台、飲食店、ショッピングモール、マッサージ店…と、沢山の店が軒を連ねています。
国際色豊かで、様々な人種の観光客がいます。中国人の団体ツアー客が物凄く多いです。
2日目の夜に行ったニューハーフショーにも中国人観光客が7割以上を占め、中国の楽曲になると『うおー!待ってました!』みたいな雰囲気で拍手喝采でした。
ノースパタヤ
ノースパタヤは、ナクルア地区という地域が中心になっていて、長期滞在する欧米人をはじめ、現地のタイ人も多く住んでいる地域です。
パタヤでもまだ開発が進んでいない地域でもあり、セントラルパタヤに比べると人通りは疎ら。
セントラルパタヤのガヤガヤした雰囲気が苦手な人は、ノースパタヤの方が滞在しやすいかも。。
今回は寄れませんでしたが、ノースパタヤには『ナクルア市場』という市場があるので、長期滞在で自炊する場合は便利だと思います。
サウスパタヤ
サウスパタヤは、ジョムティエンビーチを中心に南北に広がる地域です。
ビーチ沿いという意味ではセントラルパタヤと同じですが、こちらはのんびりした雰囲気で、ローカル色の強い地域です。
ビーチで静かに過ごすならサウスパタヤがおすすめです。
パタヤのビーチ
パタヤのビーチは、大きく分けて
- パタヤビーチ
- ジョムティエンビーチ
- ラン島のビーチ
になります。
※ノースパタヤにも「ナクルアビーチ」というビーチがありますが、小さいビーチなので今回は割愛します。
パタヤビーチ
パタヤビーチは南北2kmに渡って広がるビーチで、ビーチ沿いに沢山の店舗が軒を連ねています。
砂浜の奥行は狭く、満潮時は10mあるかないか程になります。
水質が悪いため泳ぐ人はほとんどいなく、マリンアクティビィティの玄関役のビーチになっています。
そのためビーチロードを歩いていると「ボートどう?」「水上バイクどう?」と声を掛けられまくります(^_^;)
ウォーキングストリートに近い南側はめちゃくちゃ汚く、砂浜だけでなく海中にもゴミが散乱しています。
北側は南側程汚くはありませんが、それでも泳ぐには厳しいレベルでした。
ちなみに夜になると、ビーチロードには売春婦が立って客待ちしています。おそらく数百名以上はいるのではないでしょうか…。
昼と夜でビーチの顔がまったく違う面白いビーチです。
ジョムティエンビーチ
ジョムティエンビーチは南北4kmに渡って広がる長めのビーチ。
パタヤビーチに比べると比較的キレイで、欧米人が多め。団体ツアーの中国人はほぼいませんでした。
水質は南北でそれほど差はなく、ゴミが浮いているようなこともありませんでした。
でもこのビーチも泳ぐにはちょっと厳しいビーチかもしれませんね…(^-^;)
こちらでもマリンアクティビィティはありますが、パタヤビーチに比べると数は相当少ないです。それゆえ声をかけてくるオッチャンも少ないです。
南側は観光客や店舗が少なく、北側はホテルが多いこともあって観光客、店舗は多め。
裏路地に入るとローカルな店が沢山あるので面白いです。
ラン島のビーチ
ラン島は、ウォーキングストリート西側にある「バリハイ埠頭」から出ている小型フェリーに乗って行く、離島です。
「パタヤから気軽に行ける離島」とあって人気の観光地になっています。
片道約50分で到着します。
島には船着き場が2ヵ所あり、北側が「タワエン埠頭」、東側が「ナーバーン埠頭」となります。
訪れる場所にもよりますが、ナーバーン埠頭の方が若干早く着くのでオススメです。
「ナーバーン埠頭」は欧米人が多く訪れており、現地のタイ人もこちらのルートを使っている人が多いようでした。
ラン島には、以下のビーチがあります。
※北から順番
- Ta Yai Beach(タヤイビーチ)
- Thonglang Beach(トンランビーチ)
- Ta Waen Beach(タワエンビーチ)
- Sang Wan Beach(サンワンビーチ)
- Tien Beach(ティエンビーチ)
- Samae Baech(サマエビーチ)
- Nual Beach(ヌアンビーチ)
各ビーチの雰囲気はこんな感じ↓
Ta Yai Beach(タヤイビーチ)
一番北にあるビーチ。ビーチも小さめで、観光客はほとんどいない。
Thonglang Beach(トンランビーチ)
中心地から遠く、たどり着くまでの道も悪いのでほとんど行く人がいない。
Ta Waen Beach(タワエンビーチ)
タワエン埠頭を降りてすぐあるビーチなので、最も賑わっているビーチ。中国人の団体ツアー客の数が半端ないです。
Sang Wan Beach(サンワンビーチ)
タワエンビーチのすぐ横にあるビーチ。小さめのビーチ。タワエンビーチよりは人は少ない。
Tien Beach(ティエンビーチ)
ラン島の北西部にあるビーチ。観光客も少なめで静かなビーチ。
Samae Baech(サマエビーチ)
ティエンビーチのすぐ南にあるビーチ。観光客数はまあまあ少なめ。欧米、ロシア人多め。
Nual Beach(ヌアンビーチ)
ラン島の最南端にあるビーチ。欧米人多め。ここが目的の場合はナーバーン埠頭で降りると一本道で行けるので便利。
パタヤの交通機関
パタヤの主な交通機関は以下の通り。
- ソンテウ(乗り合いトラック)
- モーターサイ(バイクタクシー)
- パタヤタクシー
ソンテウ(乗り合いトラック)
パタヤのメインの”足”は、「ソンテウ」という乗り合いトラックです。
イメージ的には日本の市内循環バスといった感じでしょうか。
ストリートを走っていると「ピッピッ!」とクラクションを鳴らしてきます。
すぐに手を挙げると脇に停まってくれます。
乗車後、降りたい場所付近でブザーを鳴らすと脇道に停まって降りるかたちとなります。
その後助手席側に回って、10バーツ(一人)を渡せばOKです。
ソンテウは料金交渉してチャーターすることも可能です。
モーターサイ(バイクタクシー)
モーターサイはバイクタクシーで、街中にはモーターサイ乗り場が沢山あるので、オレンジのゼッケンを着た人に声をかければ乗せてくれます。
「どこに行きたいの?」と聞かれるので、マップを持っていればその場所を指すか、観光名所であればその名称を言えば連れていってくれます。
基本的には一人乗りですが、たまに二人乗りになる場合もあります。(運転手入れて3名で乗車)
パタヤ市内であれば大体一人50バーツですが、距離によっては30~100バーツになる場合があります。
運転手によっては降りたところで吹っ掛けてくる人もいるようです。(今回はそのような運転手はいなかったですが…)
モーターサイはソンテウと違ってピンポイントに行けるので、ストリートから離れた場所に行く場合は便利です。
前述のラン島でもモーターサイでの移動は便利です。南国の風を感じられて気持ちいいです♪
パタヤタクシー
パタヤタクシーは、日本のタクシーと同じです。
タクシー上部には『TAXI METER』と書いてあるが、メーター制ではなく料金交渉制。
料金の目安としては、ソンテウのチャーター料金を目安にすると良さそうです。
暑さや排気ガスが気になる人はパタヤタクシーもありだと思います。
料金交渉制なので、少し遠くに行く場合や指定の場所に行く場合などに使うのが良いと思います。
※今回の旅ではパタヤタクシーには乗りませんでした。
パタヤの人種
パタヤには様々な国の観光客が来ていて、自分が分析した感じだと…
- 中国人…50%
- 欧米人…25%
- ロシア人…5%
- 中東人…10%
- 韓国人…10%
という感じでした。
※日本人は1%以下に見えました。
中国人はそのほとんどが団体ツアー客で、集団で歩いている姿をよく見かけました。
コンダクターが旗を持って移動する様は、バブルの頃の日本人を見ているようでした(^-^;)
欧米人は60歳以上のお爺ちゃんが多くて、大体その傍らには若いタイ人女性がいました。
ロシア人は家族や友達と観光している姿を多く見かけました。
中東人はその多くはインド人だと思われるのですが(インド料理の店も多いので)、男性が多く、女性はほぼ見かけませんでした。
韓国人は若い人が多く、友達と観光に来ているようでした。(どっちかな?と思う程日本人と似てました)
日本人はタイ人女性目当ての男性グループか、旅行で来ている夫婦みたいな人が多かったです。それでも絶対数はかなり少なかったですが…。
パタヤの飲食店
パタヤの飲食店は相当数あります。
観光客用の店舗はもちろんのこと、地元住民の店も沢山ありました。(多くは屋台)
タイは外食文化が盛んなので、3食を外食で済ませることも多いようです。
なので食べるのには困らない街です。
そして安い!
初日に食べに行ったカオマンガイ(蒸し鶏乗せご飯)は、一皿80バーツ(約240円)ですからね。。
店にもよりますが、一皿が小盛りの場合が多く、色々なメニューを食べられるのは、自分のように「色々な店で食べ歩きしたい!」という人には都合がいいです。
セントラルパタヤは様々な人種がいることもあって、飲食店の種類も国際色豊かです。
タイ料理、欧州料理、フレンチ、イタリアン、インド料理、シーフード専門、ステーキ専門、ピザ専門、日本食、カフェ・・・と様々。
長期滞在する場合は、タイ料理以外にも種類が豊富なので飽きなさそうです。
ノースパタヤには市場もあるので、キッチンがあれば自分で作るのもいいですね。←次回パタヤに行ったら是非これをやりたいです。(現地食材で作った料理)
ちなみに今回「カオソーイ(カレーラーメン)の店」にも行きたかったのですが、既に潰れて女の子の店になっていました(^-^;)
2年前のGoogleのストリートビューには存在していたので、この2年のうちに潰れたか移転したようです。
パタヤは競争も激しい場所なので、潰れて無くなる店も多いので注意が必要です。
パタヤ滞在での注意点
今回パタヤに行って感じた”注意点”をまとめておこうと思います。
- ストリートを渡る時は、基本的に車が来ないことを確認してそのまま横断する形です。信号は大きな交差点にはありますがほぼ意味がなく、「歩行者優先ではなく、車優先の社会」になっています。
- ストリートを渡る時、手を挙げて渡るとソンテウが停まる場合があるので注意しましょう。
- パタヤでは現金払いが基本。飲食店も欧米人が使用するような高めのレストラン以外はクレジットカードは使えないと思た方がいいでしょう。
- 現地の水はそのまま飲まないようにしましょう。必ずコンビニ等でペットボトルの水を買いましょう。(500mlで7バーツくらい)できればかき氷も避けるのがいいです。コンビニでアイスが売っています。
- 日差しはかなり強いので、サングラスや帽子などはあったほうがいいです。4日間いただけで真っ黒に焼けました。
- 時折スコール(通り雨)が降りますが、短時間であがるので、降ってきたら無理に移動せず雨宿りしましょう。
- ニューハーフショーの「ティファニーズ ショー」を見終わった後、外で記念撮影をしていますが一人100バーツかかります。決して無料ではないので注意です。(自分は200バーツ×2人分もっていかれました)
- ソンテウは観光バスではないので、目的地に着いたらきちんと降りましょう。山の手線のようにグルグル回れるわけではありません。
- プミポン国王の肖像画を勝手に撮影するのは禁止事項です。外国人観光客は普通に撮影していますが、現地の人はあまりよく思わないようです。また寺院などで一部撮影禁止になっている個所もあるので注意しましょう。
- フレンドリーに日本語で話しかけてくるタイ人は詐欺師の可能性もあるので注意が必要です。
- ドリアンはマジで臭いので(特にゲップが)、好きな人以外は食べるのはやめましょう(笑) 自分はドリアンアイスを食べましたが、口の中がずっと”下水”の臭いでした(^-^;)
タイのパタヤってどんなところ? まとめ
今回パタヤには丸4日間滞在しましたが、パタヤを一言でいうと、「面白く優しい街」でした。
パタヤビーチの昼と夜の顔が全然違う(昼はマリンアクティビィティの顔、夜は売春婦の顔)のや、観光地だから現地の人は商売熱心だけど『骨の髄まで搾り取ってやろう』という強欲な人はいないような雰囲気だったし、行き先に困っていたら丁寧に説明してくれる人もいました。
中には射撃場での受付を代行してくれるソンテウのお父さんもいました。(めちゃ優しい人)
国際色豊かながら人種でケンカすることもなく、『南国に来た同じ仲間なんだから、仲良くやろうよ♪』みたいな雰囲気が終始流れていました。
こういう雰囲気は滞在していて安心するし、居心地が良いなーと思わせてくれる理由の一つだと思います。
これは自分の勝手な感想ですが、タイは仏教国ということもあり、タイ人、特に田舎の人たちの心の中には『これ以上はやってはいけない』という一種の“線引き”ができているのかもしれないなーと感じました。(日本の詐欺師とは大違い)
線引きがない人は『骨の髄まで搾り取ってやろう』という考えになりがちですが、そこまでには至らない“優しさ”があるように思いました。
やはり『南国に来た同じ仲間なんだから、仲良くやろうよ♪』という精神があるからなのかな。。
パタヤは歓楽街であり、ビーチもそれ程キレイではありません。
でもこのコンパクトな地域に、他民族の要素やカオスな雰囲気、それでありながら安心して観光できる優しい街は、世界を見渡してみてもなかなか無い街かもしれないです。
多分パタヤをリピートする人達は、そんな「面白く優しい街」の雰囲気に惹かれているからなのかも。。(^-^*)
さて、実際の旅行記の詳細は以下のシリーズで日毎でまとめました。
果たして、パタヤで一番辛いガパオライスは食べられたのか…?
シリーズ記事はこちらから
【パタヤ滞在1日目】現地ブログやクチコミを参考にタイ料理を食べ歩いてきた!2017年9月版
【パタヤ滞在2日目】ラン島,パタヤで一番美味いレストラン,ニューハーフショーを巡ってきた!2017年9月版
【パタヤ滞在3日目】パタヤのオシャレカフェ,射撃場,海沿いレストランを巡りました 2017年9月版
【パタヤ滞在4日目】ジョムティエンビーチ,見晴らし最高カフェを巡りました そして遂に激辛ガパオに巡り合えた! 2017年9月版