ニコカフェのオープニング挨拶で色々ボケたかったのですが、雰囲気にのまれボケる勇気がありませんでした…(^-^;)
どうもヨッシー店長です。
そういう意味でも「芸人ってすごいな!」って思います。
今回は先日開催した、ダウン症児のいる家族のカフェイベント第2回『ニコカフェ』に関しての報告と感想を備忘録として書いておこうと思います。
今後もニコカフェは定期的に開催する予定なので、参加前の参考になれば幸いです。
特に32歳のダウン症の息子さんをもつママさんのお話からは、改めて色々と考えることがありました。
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今回のプログラム
今回はこんな感じのプログラムとなりました。
今回は祝日、雨、事故渋滞などの影響で、イベント開催時刻が30分押しでのスタートとなりました。
時間は前後しましたが、無事全ての項目を終えられました。
食事メニュー
今回の食事メニューは以下の内容でした。
- カフェガパオ特製生春巻き
- スペシャルプレートランチ
(豚肉ガパオご飯、カオマンガイの蒸し鶏、特製からあげ、タイ風春雨サラダ) - ドリンク各種
- マンゴープリン
ちなみにお値段は、税込1500円(お子様は900円)でした。参加料は無料です。
ミニゲーム
今回も皆さんで楽しんでいただくため、「ビンゴゲーム」を開催しました。
今回も大した商品は用意できませんでしたが、サンシャイン水族館のチケットなども用意したので、皆さん喜ばれていました。
懇親会
今回はスタートが遅れたことや雨天などもあり、全体の交流がそれ程できていないようでした。(各テーブルごとは交流ができていましたが)
当日お越し頂いた皆様、自分が上手くサポートできず、申し訳ありませんでした。
これは今回の反省ポイントとなりましたm(_ _)m
今回の懇親会では、それぞれの家族で交流するのとは別に、32歳のダウン症の息子さんをもつママさんに「どういう子育てをしてきたか」のお話コーナーも設けました。
ママさんのお話では、30年前はまだまだ環境も整っておらず、また社会でのダウン症への認知も今よりも全然少なかったそうです。
今はインターネットで簡単につながれますが、その頃は各地の「ダウン症の会」が発足し始めの頃だったそうで、ダウン症の情報自体を得ることも困難だったそうです。
加えて療育なども今に比べると、まだまだ確立されていなかったそうです。
しかし、そんな環境の中でもそのママさんは(その周りの方々も)、『なるようにしかならないから、頑張っていこう!』と前向きに思われていたそうです。
これは決して諦めではなく、”希望”としてそう思われていたとのこと。
僕はこの話を聞いて、自分の時代(現在の環境)へ感謝しつつ、『そっか、いつの時代も希望を持って前を向くことは大事なことなんだな』と改めて思いました。
このコーナーでは最後に質疑応答の時間を設けてもらったのですが(答えるのはそのママさん)、以下の質問と回答が印象的でした。
質問(参加されていたママさんのお一人)
※32歳の息子さんには、お兄さんとお姉さんのきょうだいがいます。結婚されているのはお姉さんのみ。
『ダウン症の弟さん(32歳の息子さん)のお姉さんは、結婚する時に弟さんをどう思ったかなどはわかりますか?』
回答(32歳息子さんのママさん)
※以下、仰られていた内容を箇条書きで記述します。
- 姉は、弟のことを”結婚に対しての障害”とは思ったことはないと思います。
- 姉の婚約者の人(現旦那さん)も、弟のことを問題なく受け入れてくれました。
- 婚約者の人が、もし弟のことで偏見を持つようであれば、きっと結婚には至っていないでしょう。
- ダウン症への認知が広がっていけば、きっとこういう問題自体が起こらないことでしょうね。
かいつまんで書くと、こんな感じの回答内容でした。
今現在、ママさんご家族が幸せになって良かったなーと思いつつ、自分に一番突き刺さったのは、最後の『ダウン症への認知が広がっていけば、きっとこういう問題自体が起こらないことでしょうね』という箇所ですね。
聞いていて「あー、やっぱりそうなんだなー」と思いました。
何でもそうですが、まずは知ってもらうことが大事なんですよね。
自分がブログを続けているのも本当この部分で、自分のブログは小さな発信でしかありませんが、こういう草の根活動がやがて大きな”波”を生むと思っています。
うちの優を見ていると、現在の小学校では「ダウン症の子も普通に学校にいて当たり前」の状況になりつつあるように思います。
この子たちが大人になった時、障碍に関しての認知は今よりももっと広がっているかもしれないですよね。
今回のニコカフェとは別で、開催数日前にそのママさんに会った時に『ダウン症やその他の障碍に関しての”認知”を、次の世代に伝えていくのが私の務めだと思っています』と伝えられました。
これは自分が勝手に思っただけですが、「自分はある意味”バトン”を託されたのだろうなー」と思いました。
何でもそうですが、認知を広げていくためには、やはり「アクションが大事」だと思っています。
なので、ニコカフェは今後も継続し、ブログも続けながら情報発信していければと思っています。
まとめ
ということで、今回は『第2回ニコカフェ』の様子をお伝えしました。
※すみません、今回も焦っていて集合写真を撮り忘れてしまいました…(^-^;)次回こそは是非!
今の時代インターネットで繋がるのは簡単ですけど、やはり実際に会って喋るのって、別次元のことなんですよね。。
自己紹介の際に、『ヨッシー店長のブログに励まされて…』と少し泣きながらお話してくれたママさんがいらして、自分も危うくもらい泣きするところでした(T-T)
この感情の行き来は、インターネット上ではできないことだと思います。
こうやってイベントで出会えた(しかも自分が開催する)ことは、本当に嬉しいことですし、ご縁を感じています。
前述しましたが、ニコカフェは続けていくつもりなので、今後もどうぞよろしくお願いします!
ご参加頂いた皆様、誠にありがとうございましたm(_ _)m
PS:今回のニコカフェの最後に、ヨッシー店長からの小話として『ダウン症児の子育てでやってきて良かった10のこと』というお話を少しさせて頂きました。
こちらは後日ブログ記事にして詳細をアップする予定です。お楽しみに~(^-^*)♪
ニコカフェ、楽しそうですね!是非是非、ずーっと続けられてください(^^)いつの日か、私達も行ける日が来たらいいなぁと思っています。
私も、娘が大きくなった時、健常児である弟はどう思うのか、いじめられやしないだろうかなど、やはり考える時はあります。
でも、近所の人たちにいつも可愛いがられ、いつも笑顔の娘を見ていて、また、少しずつ弟にお姉ちゃんらしい事をしてる所を見ると、不安も吹っ飛び、この笑顔を守っていこうと思います(^^)
みいこさん、コメントありがとうございます!
はい!頑張って続けていきたいと思っています!
みいこさんご家族がお越しになるのをお待ちしていますね(^-^*)
うちも例えば翠が結婚する時に「どうなるかな?」とやや心配する面はありますが、それも20年先の話なので(場合によってはもっと先かも)、社会が変化を遂げている可能性は大きいと思っています。
1990~2010年の20年間でだいぶ社会が変わったように、2030年頃はもっと変化が起こっているかもしれませんね。
2030年には「誰しも少なからず障碍を持っている」と証明されている世の中になっていたりして。。(←妄想かもですが(^-^;))
そうそう、自分もそうですが、ある程度時間が経ってくると、不安よりも成長の喜びの方が断然大きくなってきますよね。
そして「その子はその子」という感覚が当たり前になり、その子の価値は”障碍の有無ではない”ということが理解できてきます。
自分、たまに優がダウン症ということを忘れているくらいですからね…(^_^;)
是非今後もブログ&カフェガパオを、どうぞよろしくお願いします(^-^)/