先日『スターウォーズ/最後のジェダイ』をMX4Dで見てきました。
感想を一言。
『今回のスターウォーズでは、衝撃の展開が!』という宣伝文句は、違う意味で”衝撃”だった…(^_^;)
どうもヨッシー店長です。
皆さん映画は好きですか?
自分は大好きで、時間があれば極力映画館に行っています。(DVDや配信でも見ています)
特に平日のレイトショーが大好きで、あの人けの少ない中、大画面・大音響で見る映画は格別です♪
2017年も劇場公開作品、過去作品を沢山見てきましたが、今回はその中で「個人的に面白いと思った作品」をランキング形式で紹介してみたいと思います。(2017年劇場公開作品を優先にしています)
あ、自分はSFモノとアメコミモノが好きなので、だいぶ偏っています(^▽^;)
ちなみに『スターウォーズ/最後のジェダイ』はランキング外です。
これで”衝撃”の意味がわかれば幸いです(笑)
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※全体的な感想のみなので、ネタバレはありません(^-^*)
15位 怪盗グルーのミニオン大脱走
ユニバーサルスタジオでも大人気のキャラクター”ミニオン”が登場する怪盗グルーシリーズ第三弾。
夏に優と一緒に映画館で見ました。
「ダウン症優、映画館初体験!最初の映画は「怪盗グルーのミニオン大脱走」」という記事でも書きましたが、「まあ、楽しめた♪」というのが感想です。
邦題に『ミニオン大脱走』と付いていますが、そこまでミニオンが大脱走する話ではありませんね。
まあ可愛ければ許されちゃうかな…(^-^;)
80年代の音楽も沢山盛り込まれていたので、現在親になった自分たち世代も楽しめることでしょう。
14位 ドクター・ストレンジ
アメコミ『マーベルコミック』のヒーローの一人である「ドクター・ストレンジ」の誕生、修行、決戦を描いた作品。
マーベルでは”魔法使いキャラ”が何人かいるのですが、その中でも強い方に入るキャラクターで、後述する『マイティ・ソー/バトルロイヤル』にも少し出演しています。本編はその前日譚。
※ドクター・ストレンジは、2018年に公開される『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にも出演予定。
映画自体はわかりやすく丁寧に作られていて、マーベルコミックの知識無しでも楽しく見れます。
正直「魔法(魔術)とか出てきちゃうと、”何でもあり”になるんじゃないか?」と心配していましたが(『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のスカーレット・ウィッチしかり)、上手くパワーバランスをとっているようなので一安心しました。
余談ですが、ベネディクト・カンバーバッチはなかなか良い俳優ですね。
13位 ドント・ブリーズ
↑のジャケットだけ見ると『え?ゾンビ?死霊?』と思うかもしれませんが(自分も一瞬そう思ったw)、そういう類は出ません。人だけです。
内容としては、盲目の老人宅に強盗に入った若者たちが、反撃に遭う恐怖を描くスリラー。
ストーリーの本筋は単純明解なのですが、途中話が二転三転するので飽きずに最後まで見れました。
最後の感想としては「うーん、誰が悪者なんだろうか…?」と。
ちなみにこちらは2016年の作品。
12位 トライアングル
自分はSFモノの中でも『時間モノ』が大好きで、この映画はその一環で見た作品です。2009年の作品。
ジャケットだけ見ると、いかにもB級映画っぽいですよね(^-^;)
まあ実際B級映画と言われればそれまでの作品(多分低予算)なのですが、自分にとってはなかなか楽しめました。
ジャンル的には、”時間モノ”の中の『ループモノ』です。
これを見終わった後、「どうやったら整理がつくだろうか?」と頭の中でグルグル思考のループが行われました(笑)
脚本が良く練られていると思います!
期待していなかった分、評価は高くなりました。
11位 モアナと伝説の海
南太平洋を舞台に、島を出ることを許されない少女が島を出て大冒険をするディズニー映画。
この作品を見始めた時、「あ、まあディズニー映画でしょ?ふーん」と思っていたのですが、意外にも作品に引き込まれてしまいました(^-^;)
自分はビーチリゾートが好きなこともあり、本編に出てくる「南太平洋の海や空の空気感」にやられました。
ストーリーもしっかり作られていて、飽きずに最後まで見れました。
ややミュージカル調のシーンは多めですが(だってディズニーだからね)、そこまでの違和感を感じませんでした。
うちの優は2017年最も好きな映画です♪
10位 メッセージ
黒い物体が”柿の種”と言われてちょっと話題になった作品(笑)
宇宙人は出てくるものの、いわゆるドンチャンやる大味映画ではなく、「正統派宇宙人映画」とでもいいましょうか、そんな感じのSF映画です。
ジョディ・フォスター主演の『コンタクト』に近い作品かもしれません。
ストーリーとしては、「宇宙人とのコミュニケーションをどうにかして解読していく…」という部分に終始するのですが、なかなか奥深さを感じます。リアルじゃないけどリアルというか…。
編集の技で、観客の予想とは違う方向に進んだのも、なかなか面白い部分。
9位 スパイダーマン:ホームカミング
『マーベルコミック』でも一番有名?なヒーロー、スパイダーマンの2017年公開の作品。
サムライミ版のスパイダーマンは、王道なイメージ
アメージングスパイダーマンシリーズは、スタイリッシュなイメージ
とするならば、今回のホームカミングは、ある意味『一番スパディ(スパイダーマン)っぽい』かも。
「コミュカルで爽やか」そんなイメージの作品に仕上がっていたと思います。
若干ヴィラン(悪役)に魅力が足りないかなーと思った部分はあったものの、「まあこういうヴィランが居てもいいよね」と納得。
映画自体テンポはよく、派手なアクションシーンもあり、子供と一緒に見ても楽しめる作品です♪
8位 ジャスティス・リーグ
こちらは同じアメコミ映画でも『DCコミックス』のアメコミ映画で、バットマンやワンダーウーマンなどが出てきます。
簡単にいうと「DCコミックス版のアベンジャーズ」ですね。
「悪い奴らが地球を襲うから、ヒーローたちがそれに立ち向かう」と、ストーリーは単純明解です。
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の時も思っていましたが、「強さの落差をどう埋めるんだろう?」と今作でも気になっていましたが、意外にバランスが取れていて問題ありませんでした。
ちなみに勝手に各ヒーローの戦闘力を、ヨッシー店長が持っているスカウターで計測してみると…
- バットマン…戦闘力30(さすがに農夫よりは強いかな)
- サイボーグ…戦闘力200(機械のボディなので強いけど、タオパイパイよりは弱いと思う)
- フラッシュ…戦闘力300(残像拳を使う悟空くらいの強さはあるかな)
- アクアマン…戦闘力1000(まだ詳しい強さがわからないけど、頑丈そうなのでこれくらい)
- ワンダーウーマン…戦闘力20000(弾丸を見切れる動体視力と速さ、強さは相当、だって神の子だし…。界王拳初見の悟空くらい?)
- スーパーマン…戦闘力1000000(弱点はあるものの圧倒的な強さ、多分DCコミックスで最強キャラ、フリーザ第二形態くらいかな)
スーパーマンから見たバットマンなんて『戦闘力…たったの30か…ゴミめ』ですよ(笑)
作品としては上手くパワーバランスを保ちながら、ド派手なアクションを繰り広げる大作に仕上がっています。
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』はもう少しリアル志向でしたが、こちらはやや大味なアメコミヒーロー映画という感じでした。
7位 ブレードランナー2049
前作『ブレードランナー』の30年後を描いた作品。
前作は20年以上前に見ていますが、当時は、サイバーパンクな世界観で、ラストもどう解釈するかは自由な感じで楽しめた記憶があります。
今回は特に何も期待せず見に行ったのですが、なかなか楽しめました。
ただ、上映時間が長い!
“長い”と思わせてしまうようなシーンが多く、間延びした感じは否めません。
でも映像は奇麗だし、「人間とレプリカントはどう違うのか?」を考えさせられる作品でもありました。
近い未来、今の人類もこういう問題に直面するかもしれませんね。
ライアン・ゴズリング、頑張ってたけど、ハリソン・フォードが出てきたら主役交代に見えてしまった…(^_^;)
6位 マイティ・ソー/バトルロイヤル
マーベルヒーロー『マイティ・ソー』の第3弾目の作品。
この作品も「強敵が現れてそれを倒す」という、アメコミの王道ストーリーになっています。
前作、前々作がイマイチだったので「どうかなー?」と思いながら見に行きましたが、これが意外や意外!なかなかの力作に仕上がっていました。
ヴィランであるヘラはソーの武器ムジョルニア(ハンマー)を簡単に破壊出来るほどの力を持った強敵。
なのでこの強敵をどう倒すのかが見どころでしたが、上手く制限を設けたので最後には納得して見終われました。
また、途中ハルクとロキを含むプチアベンジャーズも結成され、派手なアクションもあって大満足感。お腹いっぱいになりました(笑)
劇中に流れるレッドツェッペリンの『移民の歌』は効果的に使われていたので「いいね!」したくなりました(^-^*)
ちなみに邦題は『バトルロイヤル』となっていますが、初期設定だった『ラグナロク』でも良かったのでは?(^-^;)
5位 ミッドナイト・イン・パリ
オシャレ映画を撮らせたら右に出るものはいないウディ・アレン監督の2011年の作品。
この映画、自分は”時間モノ”枠として見ました。
ただ、この作品は明確なタイムスリップ描写があるわけではなく、妄想や幻想でも成立する内容になっているので、SF映画というよりは、哲学映画に近いものがあります。
その哲学、なかなか深くて、誰しも『昔は良かったよね』と憧れる黄金期(ゴールデンエイジ)に関して考察しています。
そして全編に渡って”ふわふわ~”と浮遊するような雰囲気が漂います。
きっとこれがウディ・アレン監督の熟練のなせる業なのでしょうね(^-^*)
なんか自分も舞台になっているパリに行ってみたくなりました。
4位 恋はデジャ・ブ
『古っ!』と思われた人もいたでしょう(笑)
1993年の映画なので、もう24年も前の映画ですね。
これも”時間モノ”の一つです。
ストーリーは大雑把に説明すると、TVキャスターの男が取材に行った街で同じ日を何度も繰り返すという”ループモノ”です。そこに恋愛が絡んできます。
話はわかりやすくコミュカルでテンポも良い。キャラクターたちの心情にも感情移入しやすく、最後まで飽きずに見れました。
主人公に記憶は残っているので、毎日同じ日が繰り返されても違うことが色々できるので最初は楽しそうです。でもそれが永遠に続くと…。
自分がもし同じ状況になったらどうしてるかな…?
でも最後はほっこりして、「あー、良い映画見たなー♪」と心が温かくなりました(^-^*)
3位 ワンダーウーマン
8位の『ジャスティス・リーグ』にも出ているワンダーウーマンの誕生秘話を描いた作品です。
ガル・ガドットが美人なので、そちらに目を奪われがちですが、アメコミ映画の中ではなかなかの良作だと思います。
特に前半のドイツ兵と戦うシーンでは、『戦争映画っぽい雰囲気の中で、アメコミヒーローが出てきたらどうなる?』的な妄想を掻き立てるような作りになっていて、なんか新鮮でした。
監督、編集はかなり良かったのですが、脚本がイマイチだったかもしれません…。
ただ、アメコミ映画と考えれば目をつぶれるレベルです。
アクションシーンはかなり良くできていると思います!
2位 22年目の告白-私が殺人犯です-
時効を迎えた殺人事件の犯人が、時効成立後、社会に出てきて「私が殺人犯です」という手記を発表するというところから話が始まります。
いやー、良く出来ている!
脚本がかなり練りこまれていて、伏線の張り方が上手いですね。
話も二転三転するので飽きずに最後まで見れました。
まあ自分は序盤で「あ、この人がアレだよね…」とわかっちゃいましたが…(^_^;)
藤原竜也も伊藤英明もベストな役柄で、ストーリーに合致していました。
どうやら韓国映画『殺人の告白』をモチーフにしているみたいですね。
久々に心をガッツリ掴まれる邦画を見た気がします!
1位 LOGAN/ローガン
ということで2017年の1位は『LOGAN/ローガン』となりました。
ローガンとは、X-MENシリーズに出てくる『ウルヴァリン』の本名です。(ジェームズ・ハウレットという名もある)
X-MENなのでアメコミ映画?と思いきや、たしかにアメコミ要素はあるのですが、かなりシリアスな作品に仕上がっています。
アメコミムービーというよりかは、“ロードムービー”に近い感じ。
個人的には『ダークナイト(バットマンのリアル作品)』に近いものを感じ、かなり入り込めました。
ウルヴァリンを知っている人は、彼が不老不死(自然治癒能力)であることを知っているかと思いますが、今作ではある理由から不死身の力が弱まってきています。
その理由も自然に語られていて、納得できる内容になっています。
他にもプロフェッサーXが認知症の老人になっていたり…。
設定が作りこまれていて、よりリアルさが強調されています。
アメコミ映画では括れない、“骨太映画”になっていますね。
自分は、ローガンから「怒り・優しさ・哀れ・恐怖…などの様々な感情」が伝わってくるのを感じました。
それ故、17年間ウルヴァリン役として走り続けてきたヒュー・ジャックマンとローガンがリンクしているようにも見えました。
ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)にお疲れ様と言いたい。
ちなみにX-MENシリーズとは別の時間軸になっていて、スピンオフ作品と考えた方がよいです。
残酷描写も手抜き無しであるので、子供と見るのには向きませんね。
ヨッシー店長のつぶやき
ということで、今回は2017年ヨッシー店長が見た映画の中から、個人的に面白いと思った作品をランキング形式で紹介してみました。
上記に紹介した作品以外にも色々あったんですが、微妙な差でランク外となってしまいました。
『ダンケルク』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』とかね。
あ、でも『トランスフォーマー最後の騎士王』や『スターウォーズ/最後のジェダイ』などは論外です(笑)
『美女と野獣』や『ラ・ラ・ランド』はまだ見ていないので、見たらこのランキングにも入っていたかもしれません。
とりあえず今回は正直に2017年内に見た映画でランキングを作ってみました。
映画ライフの参考になれば幸いです。
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