
このブログでは「自宅飲食店の開業方法」なども紹介していますが、今回は
「なぜそこまで自宅飲食店を勧めるのか?」
を解説していきたいと思います。
この先の人生で「99%失敗しない飲食店を開業したい」という方は、是非お読みください。
不幸せな人生を歩む人を減らしたい
まず結論からですが、
自分が自宅飲食店を勧めている理由は
「不幸せな人生を歩む人を減らしたい」
からです。
どういうことかというと、
仮に一般的な飲食店開業に1000万円がかかったとします。(開業費の平均金額)
飲食店の廃業率は
「1年で30%、3年で50%、5年で70%、10年以内で90%」
と言われています。
つまり、
「開業費に1000万円かけても、半分の人たちは3年以内に潰れて、その1000万円も全てパーになる」
ということです。
これって、自分が飲食店開業を決めた20年前からずっと疑問だったんですけど、
「何で頑張って貯金した(または借入した)1000万円近くを数年以内に無くなってもよいと、皆思っているんだろう…?」
とずっと不思議に思っていました。
もちろん開業を目指している人は『自分の店が潰れるはずがない』と思っている人が多いとは思いますが、それでもBプラン、Cプランが無い状況での開業って
「ハイリスク過ぎるのでは?」
と自分は考えていました。
その考えの先に辿り着いたのが「自宅で飲食店を開業する」という
『自宅飲食店開業モデル』
でした。
このモデルであれば、仮に飲食店が失敗したとしても「残るものがある(自宅は残る)」ので、1000万円かけたとしても、そのお金が「全てパーになる」ということはありません。
「自宅を購入した」と思えばいいだけなので。

あとは再びお金と経験を積んで、再開業することもできますね。
でも、いまだ「1000万円かけて半年後に廃業」という人は沢山います。
しかも多くの人が政策金融公庫などで借入をしている場合が多いと思うので、廃業後の生活はとても苦しいものになります。
自分はこういう廃業後に「不幸せな人生を歩む人を減らしたい」と常々思っていて、それで「自宅飲食店開業」を勧めているんです。
別に自分が『自宅飲食店アドバイザー』という立場でポジショントークをしたいわけではありません。
本当に「(1000万円かけて半年で潰れるのは)理不尽だ」と思っているからです。
20代などの若い人なら、まだ人生の再起もできるとは思いますが、40代以上でそうなってしまった場合、その後の人生は本当に辛いものになることが予想されます。
なので、40代以上、特に定年退職後の人は「テナント店舗を借りて飲食店を開業するのは、絶対に避けた方がいい」です。
もし定年退職後に自宅(一軒家)が無い人が飲食店を開業したい場合は、格安の中古物件でいいのでそこを購入して開業するのがいいと思います。(自分が今その立場ならそうすると思う)
もちろん自宅飲食店にもデメリットはありますし(デメリットはこちらの記事で)、お金稼ぎが目的なら繁華街などで一般的な飲食店開業を目指すといいと思います。
しかしながら今現在の「飲食業界の逆風(食材費高騰、人件費高騰など)」を考えた場合、「生存確率の高い自宅飲食店での開業」を個人的にはおすすめしたいですね。
ということで、今回は「なぜそこまで自宅飲食店を勧めるのか?」を解説しました。
特別なお知らせ
ここまで読んで頂いた方にだけ、特別にお知らせがあります。
2025年6月29日より「自宅飲食店開業に関するYouTubeチャンネル」の配信を始めました!
チャンネル名は『自宅飲食店のススメ』。
もし自宅飲食店開業に興味がある方は、一度見てみてくださいね(^-^*)♪
ということで、今回も最後までありがとうございましたm(_ _)m
どうもヨッシー店長です。