『マトリックス レザレクションズ』のストーリーを考察&予想してみた

『マトリックス レザレクションズ』のストーリーを考察&予想



ヨッシー店長
『アニマトリックス』今見ると結構深い内容で、あり得ない未来でもないかも。
どうもヨッシー店長です。

 

個人的に2021年末&2022年始は見たい映画が盛り沢山なのですが、中でも今一番気になっているのは…

『マトリックス レザレクションズ』

 

キアヌ・リーヴス主演の『マトリックス』の新作です。

2,3年前に「マトリックスの新作が作られる」とニュースがあった時、「え?今更新作?レボリューションズで完結しているんじゃなかったっけ?」と、個人的には「掘り返しNG映画」だったのですが、予告編を見てからはワクワクが止まりません(^-^;)

 

 

予告編や続投キャストを見ると、「ん?」と謎な部分が多く、ネット上でも様々な考察がされています。

  • ネオとトリニティーは歳をとったまま記憶がない?
  • モーフィアスが若返っている?
  • トリニティーが覚醒?

色々と考察する部分が多く、予告編だけでは謎だらけ…。

さらに『メロヴィンジアン』役でランベール・ウィルソン、『ナイオビ』役でジェイダ・ピンケット・スミスが出演するとのことで(彼らは『マトリックスリローデッド(2作目)』で初登場)、さらに謎が深まります。

 

ただ、公式発表によると

『マトリックス レザレクションズ』は、『マトリックス(1作目)』の続編になる

とのこと。

 

これらを踏まえ、今回は『マトリックス レザレクションズ』のストーリーをいくつか予想してみたいと思います。

※あくまで予告編を見た上での個人的な見解です。(この記事を執筆したのは2021年11月17日)

 

 

予想1「もしも青いカプセルを飲んでいたら…説」

もしも青いカプセルを飲んでいたら…説

まず予想されるのが、公式発表による「1作目の続編」という部分を考えて、「もしも」のストリーを予想。

『マトリックス(1作目)』では、キアヌ・リーヴス演じるトーマス・アンダーソンが、モーフィアスからある選択を迫られます。

それは、

  1. 青いカプセルを飲めば、いつもの日常に戻る
  2. 赤いカプセルを飲めば、真実を見せる

というもの。

アンダーソンは赤いカプセルを選択し、自分がいた世界は実は「マトリックス(仮想現実世界)」だったことを知ります。

このように1作目では赤いカプセルを選択したわけですが、もしもここで
「青いカプセルを飲んでいたら…」
というのが、予想1。

アンダーソンは青いカプセルを飲み、そのまま歳をとって過ごしている。しかし日常に違和感を感じ、やがて覚醒するというストーリー。

 

一見ありそうな設定ですが、予告編ではトリニティーにマトリックスの記憶がない様子なので、これにはやや違和感があります。(1作目のアンダーソンがカプセル選択時には立ち会っていたので)

あと、モーフィアスが若返っているのにも違和感が…。

もしアンダーソンがそのまま歳をとっていたなら、モーフィアスも歳をとっていくのでは?

ちなみにモーフィアス役だったローレンス・フィッシュバーンには出演のオファーもなかったとのこと。(これはストーリー設定で意図的にそうしたのか?)

 

これらの矛盾を考えると、この予想は「予想度60%」

ヨッシー店長
余談ですが、モーフィアスは既に死んでおり、プログラムとしてマトリックスに残っているというのも面白いかも。
遺言で『俺もう死ぬけど、死んだら若い姿でプログラム化しておいて』とナイオビに頼んでいたとか。。

 

 

予想2「前3部作の前日譚がレザレクションズ説」

前3部作の前日譚がレザレクションズ説

次に「1作目の続編」「モーフィアスが若い」という部分を考えて、
「前3部作の前日譚がレザレクションズである」
というストリーを予想。

この場合、「1作目の続編」ではなく、「1作目への続編」という意味合いになりますね。

「モーフィアスが若い」のも、過去の話であれば少し納得がいくと思います。

 

『リローデッド(2作目)』で、仮想現実世界の設計者であるアーキテクトは「過去に5回リブートを行ってきた」と語っていました。

※リブート(仮想現実世界がリセットされること)

そしてその都度、ネオ(アンダーソン)のような救世主がいたこともあかしていました。

つまり、「過去に5回リブートを行ってきたうちの一つがレザレクションズなのでは?」という予想。

 

でもこの場合も、また矛盾点が。

それはアンダーソン、トリニティーが歳をとっている点。

前日譚なら、アンダーソン、トリニティーは逆に若くないと時間軸的に矛盾してしまいます。

もしかしたらレザレクションズの世界は、この後リブートされる5回目の世界で、アンダーソンもトリニティーも1作目とは別人なのかもしれません。

でもモーフィアスの元カノであるナイオビ、メロヴィンジアン(世界最古のプログラム)が現在の年齢で出演することを考えると、これにも違和感が…。(過去作ならナイオビもメロヴィンジアンも若い必要があるのではないか?

 

これらの矛盾を考えると、この予想は「予想度50%」

ヨッシー店長
余談ですが、5人目の救世主は実は「トリニティーだった」とかだったら面白いなと思いました。

 

 

予想3「レボリューションズの続編説」

レボリューションズの続編説

3つ目の予想は、レザレクションズは『レボリューションズ(3作目)』の続編という予想。

これは予告編の中で「目が潰れたネオを機械が修復している」というシーンから予想しました。

 

レボリューションズの最後、ネオは死んだ?と思われていたけど、実は機械が修復し、記憶を消した状態で仮想現実世界に保存していたのでは?という考察。

人間とマシンの世界に平和が訪れ、この20年程ネオはそのまま仮想現実世界を生きていたのかもしれません。

 

ただ、レボリューションズでトリニティーは現実世界で死んでおり、レザレクションズの予告編では歳をとって出ています。

これはいくつか予想できますが、例えば

  1. レボリューションズで死んだと思われていたが、実は完全に死ぬ前に機械に助けられ、ネオと同様記憶を消された状態(もしくは仮死状態で記憶が消えてしまった)で仮想現実世界に保存されていた。
  2. 前3部作のトリニティーとは別人で、機械が生んだクローン人間
  3. 仮想現実世界にいる時だけトリニティーの姿をしているまったくの別人。(叫んで分身している顔が一部違う人?)

まあ考えればキリがありませんね。。

 

ただ、ここにも矛盾が。

この予想だと、公式発表による「1作目の続編」ではなくなってしまいます。

もしかしたら「1作目に似た続編」だったりして。。

この予想は「予想度50%」

ヨッシー店長
余談ですが、ネオが目覚めた理由は「メロヴィンジアンが反旗をひるがえし、対処に困ったマシンがネオを使って対処するため」という話も面白いかも。人類・マシン以外の第三勢力的な。

 

 

予想4「仮想現実の仮想現実説」

仮想現実の仮想現実説

これは予想している人は少ないと思いますが、実は「前3部作自体が仮想現実だった」という説。

わかりやすくいうと映画『インセプション』のような状態。

仮想現実がレイヤーのように何層もあるという設定。

 

もしこの設定なら、「前3部作を無駄にせず、新たなシリーズが再編可能」となります。

全キャラの設定が変わっていたとしても、一段階上の世界の話なのでどうにでもなります。

予告編にある1作目をオマージュしたシーンも、実は前3部作の“デジャヴ”なのかもしれません。

ただこの場合、前3部作で現実といわれていたザイオン自体も仮想現実だったということになります…。

そうなるとマトリックスの仮想現実世界は「仮想現実の仮想現実の仮想現実世界」となる(笑)

もしこの設定だった場合、どこまでが仮想現実なのか収拾がつかなくなりそうです。。

この予想は「予想度50%」

 

予想5「完全に新たなシリーズ説」

完全に新たなシリーズ説

最後は『マトリックス』の概念をそのまま利用して、完全に新たなシリーズを作った説

予告編で映るフラッシュバックや前3部作を完全に無視して、新たなシリーズものがレザレクションズなのかもしれません。(予告編はある種フェイク)

これも前3部作の矛盾等を気にせず作れるので、制作サイドとしては作りやすくなるでしょう。

インターネットやSNSが発達した現代の目線で作ったマトリックスなのかもしれないですよね。

なので正確には「1作目の続編」ではなく、「1作目に影響を受けた新たな続編」ということなのかも。

 

個人的には完全リブートモノはあまり好きじゃないので(過去作が無かったことになるから)、この説だとちょっと寂しい気はしますが、この説が結構濃厚な気もしますね。

この予想は「予想度70%」

ヨッシー店長
余談ですが、MCUの「マルチバース」という設定ならば、完全リブートされても「並行世界の別の話」となるので、過去作が無駄にならないのはいいですね。
年始に公開される『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、過去のサムライミ版などが無駄にならないのは嬉しい限りです。

 

 

ということで今回は2021年12月17日公開の『マトリックス レザレクションズ』のストーリー予想をしてみました。

皆さんはどのように予想されますか?

 

詳しい考察はこちらのサイトでも→「【解説】『マトリックス レザレクションズ』予告編を徹底考察 ─ 「復活」の意味、どう展開していく

 


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1976年生まれの二児の父。タイ料理カフェ『カフェガパオ』のオーナー。料理担当。3DCG、Webデザイン、ネットショップなどを経験しつつ、現在は飲食業を主軸に多角度的活躍を狙う、自称「ハイパー飯屋クリエイター」。現在は「自宅飲食店開業の専門家」としても活動中。SF映画が好きで特にアメコミ系と時間軸系が好物。100mの至近距離でUFOを見たことがある。