ダウン症の知的障害遺伝子を抑制するとされる新化合物「アルジャーノン」に僕が思うこと

ダウン症の知的障害遺伝子を抑制

「…あ、そっか、そういえばうちの優って、ダウン症だったよね」と、よく娘がダウン症だったことを忘れています(^_^;)

どうもヨッシー店長です。

 

こうやってブログでは『ダウン症』というキーワードを使っていますが、優と一緒に過ごしている時は「ダウン症」という文字は頭に一切出てこないんですよね。

ダウン症うんぬんよりも、全てを含めて「優」という一つの存在なので、『うちの娘はダウン症』という感覚ではなく『うちの娘』という感覚です(^▽^;)

8歳になった今では「ダウン症は優の個性の一つ」でしかないので、生まれた直後と比べたら「ダウン症という存在はほぼ掻き消えている」といっても過言ではないです。

 

もし今現在『我が子がダウン症で生まれてきて心配…』と思われている親御さんも、近い将来、今の自分と同じような心情になります。(他の親御さんたちも皆さんそう言われています♪)

今は心配や不安が大きくて大変かもしれませんが、どうか無理をせず、子育てを頑張ってくださいね(^-^)q

 

今日はダウン症の話から始まりましたが、それは今回の記事がこの話題のため。

<ダウン症>抑制する新化合物 出生前投与、マウスで効果 京大チーム
京都大大学院医学研究科の萩原正敏教授(化学生物学)らの研究チームは4日、ダウン症で知的障害を引き起こす原因の一つとされる遺伝子の働きを抑制する新たな化合物を発見したと発表した。
引用 – 毎日新聞

 

ニュース記事を簡単にまとめると、

  • 新化合物の名称は「アルジャーノン」
  • ダウン症の胎児を妊娠している母マウスにこのアルジャーノンを投与したところ、胎児の脳構造の異常や学習行動が改善したことを確認
  • ダウン症の人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った神経幹細胞も、正常に増えることを確認
  • 治療薬として実現できれば、出生前診断の後の選択肢が増えるかも
  • ダウン症は複合的な疾患群なので、先天性の心疾患などが改善するわけではない
  • 創薬に向けたハードルは高く、副作用の有無もまだわかっていない
  • ダウン症を「病気」として「治療」すべきなのかという倫理的な面でも問題が残る

といった感じです。

 

今回はこのニュースで自分が思ったことを書いていこうと思います。よろしくお願いします。

 

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ニュース記事を読んでまず思ったこと

昨日の朝、いつものようにYahooニュースを読んでいたら、トップにこの新化合物「アルジャーノン」に関しての記事が出ていたので、ビックリしました。

 

で、ニュース記事を読んでまず思ったことは、

「医学の進歩ってスゴイな」

ということ。

 

今まで「ダウン症は治療することのできない先天性疾患」というのが常識だったため、これが一部でも(知的部分)改善できるということは、まさに革新的な出来事です。

 

ダウン症は知的障害の他にも、心疾患や聴力障害などを伴うこともあります。

これら全てをもって生まれてくる子供もいます。

今まではそれが常識だったわけですが、そこから一つでも改善できる部分ができるというのは、とても大きな進展だと思います。

なんだかアポロ11号のアームストロング船長が言った『この一歩は小さいが、人類にとっては偉大な一歩である』を思い出します。

 

この研究チーム、本当に凄いですね。

多分この成果を出すまでには、並みならぬ努力があったのでしょう。

 

今後の研究と将来に思うこと

「アルジャーノン」は現在研究段階であり、実際に治療薬として使用されるまでには、まだまだ時間がかかると思われます。(臨床研究や副作用の有無などが未知数なので)

現状のアルジャーノンはあくまで「胎児」用なので、ここから幼児や児童、大人に向けての研究開発は、さらに時間がかかることでしょう。

でも医学の進歩は早いので、優が大人になる頃には治療薬(知能指数を向上させる)として出来ている可能性もなくはないですね(^-^*)

 

ちなみに研究チームの萩原教授らは『将来的には、白血病やアルツハイマー病といったダウン症患者の症状の改善にもつなげていきたい』と話しているそうなので、「これは間に合ってくれるとありがたいなー」と個人的には思っています。

オープニングでも書きましたが「優のダウン症は個性の一つ」なので問題ありませんが、ダウン症の人がなりやすいといわれている「白血病や早期のアルツハイマー病」は、避けられるものなら避けたいです。

特にアルツハイマー病は、僕ら親が亡くなる際に気がかりになる病気です。(ダウン症者は50歳前後でアルツハイマー病になる人が多いという統計がある)

 

あと、現在「出生前診断」を受けて胎児に先天性遺伝子疾患が見つかった場合、約90%の人が中絶をしていますが、もしこのアルジャーノンが実用化されれば、中絶の割合も今より減るかもしれないですね。

中絶の割合が減るというか、出生前診断後の「選択肢が増える」という感じかな。

 

今まで不治の病(例えば結核)といわれていた”病気”は、医学の進歩で、もはや不治の病ではなくなっています。

今後はダウン症をはじめ、様々な“先天性疾患”も治るような世界になっていくのかもしれないですね。

きっと人類の行き着く先は、病気や疾患は全て治すことができ、さらには”不死”にまで到達することでしょう。(←預言者か!w)

 

ちょっとSFな話ですが、自分の予想では「人間の”意志”はやがてデジタル化され、そのデジタル信号をアバター(意思の無い人間的な体)に送信することによって無限を生きていく」気がしています。

映画「アバター」がそんな感じですね。

っていうか、既にこの現実世界がそうなのかも…(^-^;)

 

ニュースタイトルに、やや違和感

どうでもいい話なのですが、今回このアルジャーノンを伝える各ニュース記事の「タイトル」に、やや違和感を感じました。(←イチャモンに聞こえたらゴメンナサイw)

 

例えばタイトル文字内に

  • ダウン症を改善
  • ダウン症の出生前治療
  • ダウン症の発症抑える

などのワードが並んでいました。

 

もちろんこれらが間違いではないのはわかります。

言いたいこともわかります。

文字数の制限からタイトルを短縮してしまう気持ちもわかります。

 

でも「アルジャーノン」はあくまでも『ダウン症で知的障害を引き起こす原因の一つとされる遺伝子の働きを抑制する新たな化合物』なので、ダウン症自体を改善するわけではありません。

前述しましたが、先天性の心疾患や聴覚障害がアルジャーノンによって改善されるわけではありません。(今のところ)

※今回この記事のタイトルを『ダウン症の知的障害遺伝子を抑制するとされる新化合物「アルジャーノン」に僕が思うこと』というタイトルにしたのも、なるべく誤解が無いようにするためにこのタイトルにしました。

ダウン症児の親からすると「ダウン症を改善」だけだと、ちょっと誤解しそうな気がしちゃいました…(^_^;)

 

はい、すみません、やっぱこれイチャモンですね(^▽^;)
各記事を一生懸命書いている記者の皆様ゴメンナサイ。。

 

まとめ

ということで、今回は「ダウン症の知的障害遺伝子を抑制するとされる新化合物『アルジャーノン』発見!」のニュースに関して、自分なりの感想を書いてみました。

 

そういえば、この『アルジャーノン』という名称ですが、研究チームは米国の作家ダニエル・キイスの小説「アルジャーノンに花束を」を多少なりとも意識したそうですが、物質の正式名称は「altered generation of neuron」といい、あくまで頭文字を取って命名したそうです。

 

ちなみに「アルジャーノンに花束を」のあらすじは、
『脳手術を受け高い知能を得たアルジャーノン(ネズミの名前)だったが、この手術にはやがて知能を失うという欠点があった…』
というもの。

この内容から、ネットでは『そのネーミングはやめたほうがいい』『欠陥が見つかってしまいそうで怖い』という声も出ているようです。

正直わからなくもないですが、個人的には「認知されやすいのであれば、別にネーミングは何でもいいのでは?」とも思っています。

これって「言霊信仰のある日本ならではの発想」なんですかね?(^_^;)(他国でも言霊信仰のある国はあるようですが…)

 

 

何はともあれ、医学の進歩で「今まで出来なかったことが出来るようになる」ということは、喜ばしいことだと思います。

それが良いことか悪いことかはさておき、医学の世界では今後もこういう研究成果はどんどん発表されるのでしょうね。

医学の世界で頑張る皆様、無理せず今後も頑張ってくださいね(^-^)q


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ABOUTこの記事をかいた人

yoshitencho

1976年生まれの二児の父親。週末限定カフェ『カフェガパオ』のオーナーでもある。役に立つこと・面白いことをモットーに、日々情報を発信していきます。各記事の冒頭にはしょうもない一文が載っていて寒いですが、やがてその寒さがサウナの水風呂のように慣れてきます。(多分)