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2019年8月現在、サラリーマンを辞めてからは3年、個人事業主になってからは2年8ヶ月が経過しました。
いやー、この3年間…あっという間でした。
まるで『キング・クリムゾン』の能力で3年間ぶっ飛ばされたくらいの感じ…。
前回書いた「サラリーマン退職1年後41歳親父はどうなった?生活は?収入は?死んだ?」から、さらに2年が経ちました。
とりあえず、現在も死んではいません(笑)

炎の料理人してます。
サラリーマンだった頃の”3年”という時間では「得られる経験はそれなり」でしたが、個人事業主になってからの”3年”は「得られる経験がめちゃめちゃ多かった」です。
個人事業主の場合、全てのアクションがダイレクトに返ってくるので、良くも悪くも得られるものは多い印象ですね。
もちろん成功する事もあれば、失敗する事もあります。
でもそれら全てが「自身の血と肉(成長)」になっていると感じています。
ということで今回は、「サラリーマン退職から3年、ヨッシー店長はその後どうなったのか?」を公開(処刑)したいと思います(^-^;)
脱サラから3年後の生活スタイルは?

現在の生活スタイルは、基本的に2年前と一緒です。
だいたい…
- 7:00 起床
- 8:00 保育園・小学校へ子供を送る
- 8:30 朝食、家事
- 9:00 仕事開始
- 16:00 子供お迎え
- 17:30 夕飯作り
- 18:30 風呂
- 19:00 夕飯
- 20:00 仕事
- 25:00 就寝
※店舗営業がある日、ない日でタイムスケジュールは若干変わってきます。
生活スタイルは「ほぼ規則正しい生活」といっていいでしょう。

子供たちも「パパは家に居るのが当たり前」という認識になっています。
子供たちの長期休暇中(夏休みや冬休みなど)は子供たちの世話が増えるので、タイムスケジュールが若干変わってきます。

タイミングをみてジョギングに行くこともありますが、現在は週1回走れれば良い方です。
最近運動不足なので、できればもう少し”余裕な時間”を増やしたですね。

ジョギングしていると「瞑想状態」になるので、ストレスを解消しつつ、新しいアイディアが浮かんできます。
まあ余裕な時間どころか、休日がほぼ無いのですが…(^_^;)
2年前は「もがく者(暗中模索の人生)」でした。
現在はそこから少し抜け出すことができ(厳密にはまだもがいている)、少しずつ固まってきた個人事業の基礎の上に、色々な経験を塗り重ねている最中です。
脱サラから3年後の仕事は何してる?

現在、自分がやっている仕事の割合は、
- 飲食業…80%
- IT業…10%
- コンサル業…5%
- 家事・子育て…5%
といった感じ。

この3年間でIT業の割合がだいぶ減りました。(以前は30%程だった)
IT業は誰でも参入でき、かつ副業でやる人も増えたので、単価が下がって、正直厳しい業界になってきました…。
新たにコンサル業が増え、今後はこの分野も拡大していければと思っています。
というのも、この3年間で辿り着いた一つの答えとして、コンサル業などの「知識や経験を売る仕事が、ビジネスとしては一番優れている」と感じたからです。
ちょっとだけ説明すると…
例えば以下は、ホリエモンこと堀江貴文氏が定義している「儲かるビジネスの4原則」です。
儲かるビジネスとは、
- 利益率の高い商売
- 在庫を持たない商売
- 定期的に一定の収入が入ってくる商売
- 資本ゼロ、あるいは小資本で始められる商売
である。
コンサル業は上記の③以外は、ほぼ満たしているといってよいでしょう。
ちなみに飲食業は全て逆です(笑)
- 利益率の低い商売
- 在庫を持つ商売
- 定期的に一定の収入が入ってこない商売
- 資本金が大金である場合が多い商売

話が逸れましたが、現時点では飲食業がメインの仕事になっています。
2年前に始めた『ランチボックス営業』は、その後だいぶ認知され、売上も安定してきました。
現在は月・金・土・日のランチ営業のみですが、来月からは『フードロス営業』という名で、月・金のランチに売れなかった商品を、夕方から安く販売する新業態を始めようと思っています。
いわゆる「中食販売」ですね。
先日、試験的にフードロス営業を行ったら、すぐに売り切れる程の大盛況でした。(10分で完売)

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まだLINEのポイントカード会員サービスを利用していない飲食店の方は、是非↓の記事を読んでみて下さいね。
「飲食店用ポイントカードを、LINE@を使って【無料】で導入!設定手順とメリット・デメリットを考察してみた」
うちの周りが住宅街ということもあり、やはり「中食需要」はあるように感じました。
ランチボックス営業以外では、この1年の間に『飲食店経営者のためのインターネット集客勉強会(セミナー)』や『タイ料理教室』『ヨガ教室』などの新事業もスタートしました。
今後は『自宅飲食店開業セミナー』なども開催できればと思っています。
新業態ではないですが、カフェガパオも遂に「キャッシュレス化」します。
現在は現金決済のみですが、クレジット決済やQRコード決済などの決済方法を増やします。

サラリーマン退職後は他にも色々な事業を考えていたのですが、現在は「飲食業から派生するビジネスのみ」に絞り込んで展開するようにしています。
やはり色々手を出すと、体力が持ちませんね…(^_^;)
健康な体を維持するためにも”個人のキャパ”を超えないように心がけています。
「飲食業からの派生ビジネス」は、まだまだ開発の余地があると思っているので、今後も”無理しないレベル”で新たなチャレンジができればと思っています。
現在なら、例えば『Uber Eats』などでしょうか。
Uber Eatsに登録した飲食店に注文が入ると、配達員がその店舗まで出向き、お客様宅まで料理を届けてくれるというシステムです。

※2019年8月現在では千葉県柏市はサービス対象外。
でも平日やっている『ランチボックス営業』とは、わりと相性が良いようにも感じています。
脱サラから3年後の収入面は?

これから脱サラを考えている人が、特に気になるのは“収入面”に関してではないでしょうか。
自分の場合はやや特殊だと思いますが(飲食業1本でバリバリやっているわけではないので)、現在までの収入状況を公開しておきます。
- 独立1年目…収入はほぼ無し、貯金を切り崩して生活
- 独立2年目…収入は初任給程あれば良い方、ただし生活費はサラリーマン時代の半分くらいで済んだ
- 独立3年目(現在)…サラリーマン時代の収入にはまだ追い付けないものの、貯金はできるくらいにはなったと思う
といった感じ。
現在も収入は少ないですが、得た収入は極力“ビジネス投資”に使っています。(これは独立1年目から継続)
例えば今年の2月にタイのバンコクに行きましたが、それもその一環です。

ちなみにバンコク旅の備忘録は「2019年2月のタイ・バンコクの感想!観光・飲食店・衛生環境・交通・スマホ事情をバンコク初心者目線で紹介!」という記事で書いています。
個人的には「自己(自店)をアップグレードするために使うお金」は、とても意味のあることだなーと感じています。
今後もビジネス投資は積極的にやっていきたいですね。
脱サラから3年後の精神面は?

毎回恒例になっていますが、今回も精神面を「スターウォーズ的パワーバランス」で分析してみたいと思います。
3年前は、
- ライトサイド(正パワー):80%
- ダークサイド(負パワー):20%
2年前は、
- ライトサイド(正パワー):70%
- ダークサイド(負パワー):30%
現在は、
- ライトサイド(正パワー):90%
- ダークサイド(負パワー):10%
となっています。
ライトサイドが増えたのは、仕事が上手くいっているとか、収入が増えたからとかではなく、単純に“慣れたから”です(^▽^;)
今までは「この先どうなっていくのだろうか…」と漠然と不安を抱えていましたが、この3年間でそういう不安を考えるのを止めました。
子育てと一緒で、将来の”不安”が消えることはありません。
この3年間で「不安を受け入れて、それを糧にする」という考え方に移行しました。
なので、不安な事があっても、「あー、はいはい、心の栄養来たねー」と受け流しています。
そういうスタンスでいるので、ダークサイドは慣れました(笑)
現在は、「なんくるないさー(何とかなるさ)」の精神で日々精進しています。
脱サラから3年後の良かった事は?

サラリーマンを辞めて個人事業主になり一番良かったのは、「全ての裁量が自分にあること」です。
前半にも少し書きましたが、スケジュール管理が自身でできるのはもちろん、仕事内容も全て自分で自由に決めることができます。
どの仕事を受けて、どの仕事を断るか、自由自在。
自分にとってはこの”自由度”が何よりも魅力であり、「個人事業主になって本当に良かったなー」と思う部分です。

サラリーマンの良いところが「安定収入」だとしたら、個人事業主の良いところは「自由な裁量」でしょう。
※サラリーマンの安定収入は”一生涯確約されたもの”ではないので、良いところかどうかは微妙ですが…(^-^;)
「サラリーマンが合っている」「個人事業主が合っている」は人によって違うと思いますが、自分の場合は「個人事業主の方が相性が良い」といえそうです。
ただ、個人事業主は自由な裁量はあるものの、収入は基本的に不安定なので(そうじゃない人もいる)、「稼ぐ能力」が必要になってくるでしょう。
裁量あるが故、休日も自由自在。
旅行も安く混まない平日に行けるので、これも個人事業主の利点ですね。

「実録!格安航空LCCを使って大人3人子供2人で成田から沖縄に行った手順」
脱サラから3年後の悪かった事は?

前述したように個人事業主は先行きが見え辛かったり、収入が不安定なので、「精神的に不安定になる事」が悪かったことですね。
これは今でも現在進行形です。
ただ、3年も続くと「飽きて受け流す」ようになりました(笑)
個人事業主は常に「自分との闘い」になるので、そこにどう折り合いをつけていくかが、一つの課題といえるでしょう。
あともう一つ悪かった事が、「休日が無い」こと。
休日自体はあるにはあるのですが…、基本的に”完全オフ”というものはありません。
休日でも頭の片隅では、常に”仕事”のことを考えている自分がいます。
独立から1年くらいは、ややストレスに感じていましたが、これも“慣れ”ました(^▽^;)
慣れというか、生活ルーティンに取り込んでいるというイメージですね。

だから遊んでいる時でも、「うーん、これはどういうビジネスモデルなのだろうか?」「自分の仕事に活かせる部分はないだろうか?」と考えることが“クセ”になっています。
まあ「将来自分の飲食店を開業する」と決めた25歳時から、ほとんど完全オフは無いですけれどね…(^-^;)
今はそれがもっと濃くなった感じでしょうか。
脱サラから3年、現在の目標は?

脱サラ(独立)2年目までは、立てた目標をなかなかクリアすることができませんでした…。
具体的には、
- 仕事は貰うのではなく全て自分で作る
- サラリーマン時の給料額まで収入を増やす
- 完全オフ日を作る
など。
3年目は、まだ完全ではないですが上記の目標をクリアしつつあります。
なので4年目は、上記を「完全にクリア」するのが目標です。
目標から逆算すると、やることは盛り沢山ですが、一歩一歩確実にクリアしていきたいと思っています。頑張ります!
ヨッシー店長のつぶやき

ということで、今回は「サラリーマン退職から3年、ヨッシー店長はその後どうなったのか?」をまとめてみました。
このシリーズの記事は完全に自分のための備忘録、もしくはロングロング顎な独り言なのですが(笑)、もし今後独立を考えている人に、少しでも参考になったら嬉しいです。
脱サラ(雇われる形態を止める)して、自分で仕事を創り上げ、収益化していくということは、本当に大変なことです。
時々、「今年のGWは10連休かー、サラリーマンなら長期で休んでも給料減らないんだよなぁ…」「サラリーマンだけやってたら休日はもっと子供たちを色々な場所に連れて行けるのになぁ…」と羨ましくなる時もあります。
でも自分の場合は、やはりそれでも個人事業主の方が合っていますね。
途中書いたように「裁量がある」という部分もありますが、それと同時に「公平性がある」という点も気に入っている部分です。
サラリーマンの場合、”不均衡”が起こりやすく、「仕事が出来ればできる程損をする」という状況にもなり得ます。

仕事が2倍になったからといって、給料が2倍になるわけではないですからね…。
この3年間色々ありましたが、4年目も気を引き締めて頑張っていきたいと思います!
今回も最後まで長文をお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m
どうもヨッシー店長です。