勉強って昔は嫌いだったけど、今は勉強大好き。でもこの喜びは子供時代はわからなかった。何故なんだろう…?
やはり興味のない知識を無理矢理詰め込まさせられるという”強制”に反発していたからかな…。
「ファミコンゲームの攻略」という教科があったら、相当勉強できた子になれたと思う。
どうもヨッシー店長です。
今まで漠然と「優にはもっと体験学習をさせたいなー」と思っていたのですが、忙しい日々に追われ(言い訳ですが)、なかなか家庭での体験学習の時間が取れずにいました。
「どうにか日常の中で、体験学習はできないものか?」と考えていた折、『ダウン症ハンドブック』という本の中に、そのヒントがあるのを見つけました。
今回はそのヒントから実際に優に体験学習をしてもらった様子を紹介したいと思います。
何かのお役に立てば幸いです。
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家庭で身につけたいスキル&しておきたい体験
まず、ダウン症児が小学生時に家庭でどんなスキル&体験をしておいた方が良いのか?を、『ダウン症ハンドブック』より一部抜粋して紹介したいと思います。
生活経験を拡大されるために…
- 知り合いの家に泊まりに行く
- 公共交通機関に乗る機会を増やす
- 一人で近くへ買い物に行く
- ボランティアさんと出かける
- ガイドヘルプや家庭教師などを導入
- 会話する(適度な声、距離、言葉の使用)
- 質問する(丁寧な態度で尋ねる)
- 主張する(適切な言葉で拒否・講義する)
- 関係をつくる(自己紹介、誘う、分け合う)
- お願いする(丁寧な態度で相手に要求や依頼をする)
- 水泳
- 体操
- 英会話
- ダンス
- 学習塾
- サッカー
- ピアノ
- パソコン
- そろばん
- 習字
- 囲碁
- 将棋
- 絵画
- 工作
- 陶芸
- お茶
- お花
この中だと、優は上から3個までは経験があります。詳しくは後述します。
コミュニケーションスキルの向上させるために…
現在8歳の優は、「会話する」「質問する」は完璧ではないものの、まあまあできているように思います。
「主張する」は、”適切な言葉”というのが当てはまっていなさそうです。
「関係をつくる」は、自己紹介がまだできないと思われます。
「お願いする」は、「これやって!」などは言えますが、”丁寧な態度”という部分は難しいといえそうです。
余暇・学習活動を向上させるために…
- などの習い事各種。
ダウン症に限らず、子供には無限大の可能性があるので、様々な学習体験はより良い成長につながるように思います。
もしかしたらダウン症児の中から「藤井聡太四段」のような天才将棋棋士が生まれるかもしれないですよね。
書家でダウン症の金澤翔子さんも、小さいときから習字をやっていた経験があったからこそ、”天才書家”といわれるようになったのだと思います。
うちの優にも、そろそろ習い事をやらせてみるのもいいかもなぁ…(^▽^;)
優に体験学習をしてもらった
前述の「家庭で身につけたいスキル&しておきたい体験」の中から、今回は日常の中ですぐにできるものをやらせてみました。
それは「一人で近くへ買い物に行く」というもの。
うちの家から50mのところに、ジュースの自動販売機があります。
優にはその自販機で指定した飲み物を買ってきてもらうようにお願いしました。
まず事前に自販機の写真を撮って、指定のジュースを優に見せました。

飲み物はアイスコーヒーを指定
そしてお金を優に渡します。

「これで買ってくればいいの?」

「うん、わかった。行ってきますー!」
勢いよく返事はしたものの、果たして本当に指定の飲み物を買ってくることはできるのか…?
ここからはテレビ番組の『はじめてのおつかい』のようにこっそり後をつけて写真を撮ってみました(^_^;)

とりあえず道路の車を確認後、自販機方面へ

なぜか自販機までダッシュする優

自販機を見つけて何かしている模様

遠めでわかりませんが、どこかを押している模様

帰ってきた… あ?何か持ってる!?

優「あ、パパ!買ってきたよー」
おーーーーーっ!!!!
びっくりしました。
しっかり硬貨を自販機の投入口に入れて、なおかつ自分が指定したコーヒーを買ってきてくれました\(*T▽T*)/
偶然かもしれないけど、コーヒーが数種類並ぶ中、しっかり指定のコーヒーを買えたのは関心しました。
ヨッシー店長のつぶやき
「ゴメン、優…。パパは結局何も買えずに帰ってくると思っていたよ…。
なんか自分が知らないうちに色々なことができるようになっているんだね。」
と心の中で一人つぶやき、我が子の成長にちょっと感動しました。
やはり「とにかくまずはやらせてみる」ということは大事なことなんですね。
体験学習は、別にどこかに連れて行くことだけが体験学習なわけではありません。
こうやって日常の中でできる体験学習は意外と沢山あるのだと気付きました。
今後も優には様々な体験学習をやらせていきたいものです(^-^*) 妹の翠にもね。
なんだか感動です〜〜。゚(゚´ω`゚)゚。
優ちゃんほんとすごいよー!
きっと親が気がついてないだけでもっとたくさんできることあるんだろうなーと思いました。
可能性は無限大ですね(о´∀`о)
クリチョフさん、コメントありがとうございます!
自分は本当にできないと思っていたので、すんなりとできたことに驚きました。
そうですね、実は自分の気付いていないところでできていることも増えているのでしょうね。
娘なりのペースですが、着実にできることが増えていくのは親としても嬉しいことです(^-^*)
遠距離からの撮影リポートがいい雰囲気だしていますね!
欲を言えば動画で見てみたいです^^;
オオタさん、コメントありがとうございます!
遠めから盗撮している感じですけど、バレずに撮影ができました(笑)
今回は写真でしたが、今度は妹の翠と買いに行かせてその時は動画を撮れればと思います(^-^*)
はじめてのおつかい…親がドキドキしますね。うちも次女が熱をだし外出できなかったとき、当時2年生だった長女にスーパーに走ってもらったことがありました。信号のない横断歩道、お金の計算、依頼したものが買えるか…不安しかなかったけど、余裕の表情で帰宅した長女がすごくお姉ちゃんに見えました。
習い事も自分から年長組の時に「ピアノがしたい」といってくれた長女。次女は全くやりたいことを決めれず、1年生になり様子をみてましたが、先日やっと「お姉ちゃんみたいにピアノしたい」といってくれました。ゆっくりなりに自分のやりたいことを…お姉ちゃんの背中を追うかたちになったけど見つけてくれて嬉しかったですね。私の夢である姉妹の連弾(私が全くピアノできないので)に近づきました。おそろいのドレスでピアノ弾く二人を想像しただけで泣きそうなイタイ母です…(笑)
ちえさん、いつもコメントありがとうございます!
わかちゃん流石ですね!すごい!いやー本当将来が楽しみです♪
ことちゃんも良いお姉ちゃんがいてくれて安心ですね。なんかそういう憧れる姿、可愛くていいですね(*^-^*)うちの翠もお姉ちゃんが大好きなのでお姉ちゃんのマネをよくしています。
姉妹で連弾いいじゃないですかー!(^-^*)
きっとそこまでの道のりを考えたら絶対に泣いちゃいますよ。
自分ももし優翠の姉妹が自分の店で「いらっしゃいませー」とか言いながらお店を手伝ってくれたら、泣くと思います。
っていうか、自分なんか既に妄想の世界では一緒に働いていますからね(^_^;)
イータタタタッ!お前はもう死んでいる!レベルです(笑)